ダルビッシュ有

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 ダルビッシュ有(32)が隣人に訴えられた。

 シカゴ・トリビューン紙によると、ダルがミシガン湖に面した6寝室、502平万メートルの邸宅を455万ドル(約5億円)で購入したのは2018年5月だった。

 風光明媚なこの地区では、地域条例により前庭の周りに柵を建てることを禁止しているが、隣家の合意と当局が認めれば可能だという。

 訴状によると、隣人のアイラー夫妻は当初、ダルが前庭に柵を作りたいと申し出たことに対し、反対していなかった。そこで当局は、42インチ(約107センチ)の錬鉄の柵を前庭に建てることを許可した。

 ところがその3カ月後、ダルは、夫妻に知らせることなく、横及び裏庭に6フィート(約183センチ)の木製の塀を建てる許可を得た。

ダルビッシュ有

 錬鉄と違い、木の柵は先を見透かすことができない。隣人は「遮られることのないミシガン湖の景観」という地役権の侵害を訴えたというわけだ。夫妻によると、2階からはミシガン湖が見えるが、1階からは「見えるのは柵だけ」。「私たちの生活の質が打撃を受け、土地の価値も打撃を受けた」と憤慨している。

 記事の最後は、

〈カブスは18年2月にダルを6年1億2600万ドルで契約。18年のほとんどは腕の故障でプレーできていない。今度の水曜日の夜、登板予定〉

 と皮肉めいた文章で締めくくられている。

「あの地区では、この手の訴訟が腐るほどあります」

 と現地ジャーナリストが語る。

「訴えは隣人に分がありそうです。昨季のダルは“給料泥棒”状態でしたし、今季も1勝2敗、防御率6・11と精彩を欠いています(4月15日現在)。そのため、地元ファンの風当たりも厳しいものがあります」

 地元ラジオ局はこんな提案をしている。

〈願わくばこの件がダルの魂にあまり影響を与えないことを望む。我々は彼のベストな状態が必要だ。アイラー夫妻に年間チケットでもあげてケリをつけるのがいいのでは?〉

「週刊新潮」2019年4月25日号 掲載