<フジサンケイレディスクラシック 2日目◇27日◇川奈ホテルゴルフコース富士コース(静岡県)◇6376ヤード・パー71>
川奈で9人目の初優勝者誕生となるか? 20歳の吉本ひかるが、5バーディ・ノーボギーで、この日ベストスコアとなる「66」をマーク。トータル7アンダーまで伸ばし、後続に2打差をつける単独トップで最終日に向かう。
雨の中でも笑顔を絶やしません【LIVEフォト】
スタート直後の1番。残り114ヤードのセカンドを2mにつけバーディ発進すると、その後も最近の好調ぶりを物語るような完璧なラウンドを続けた。4番でもスコアを伸ばすと、6番では手前7mからのバーディパットを沈める。後半の12番では、PWで放った93ヤードの第三打を1mにピタリ。これを決め、単独トップに浮上した。
キレのあるショットがことごとくピン筋に行き、2日間のパーオン数28は全体トップ。身長152cmと小柄なショットメーカーは、2日目に3つあるパー5すべてでバーディを奪った。「パー4でもバーディを獲れる自信があるので、あまりパー5にもこだわってません」というが、伸ばすべき所できっちりと稼ぎ、この位置に立った。
先週の「KKT杯バンテリンレディス」2位タイなど、ここまでの7戦中すでに4試合でトップ10入り。上位争いを続けることで、「緊張はあまりしなくなりました。自分は自分と思って集中できています」と強いハートも養われている。アマチュア時代の2015年と、プロ入り後の17年にステップ・アップ・ツアーでの優勝経験も持つ。逃げ切りをはかる最終日を前にしても、「優勝は気にせず、アンダーで回れるようにしたい」と自分のゴルフを徹底する構えだ。
この吉本の活躍を、“友人”も刺激にしている。ジュニア時代からの親友で、トータル2アンダー・7位タイの新垣比菜は「最近すごく調子がいい。自分も背中を追えるように、頑張りたいです」と、しっかりと食らいついていく覚悟。また、こちらも大の仲良しというイーブンパー・19位タイの田中瑞希は、「今年いいゴルフをしているし、頑張って欲しい。優勝した時にはグリーンまで行きます」と7打差ということもあり、同じ出場者ながらエールを送った。
05年に今大会の会場が川奈に移り、07年の佐伯三貴以降ここから8人のツアー初優勝者が誕生している。さらに、今年優勝した場合、これまで藤田光里(2015年)の20歳212日を抜いて、20歳62日の最年少優勝記録も更新する。初の単独トップで迎える最終日を前にしても「やれるだけやろうかな」と笑顔を見せる吉本。明日もノビノビとしたプレーで、18ホールを戦い切る。(文・間宮輝憲)
【川奈開催後に今大会でツアー初優勝を挙げた選手】
2007年:佐伯三貴
2008年:上原彩子
2009年:タミー・ダーディン
2011年:金田久美子
2012年:大江香織
2014年:フェービー・ヤオ
2015年:藤田光里
2018年:永峰咲希
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