【ファンキー通信】メイド喫茶の次は、乙女カフェに!?

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 男性のオタク文化の聖地である秋葉原に対して、女性にとってのBL(ボーイズラブ)系の漫画文化の聖地として脚光を浴びる、池袋の乙女ロード。そんな乙女ロードの近くに、現在“業界初”と言われる新たなショップがオープンしたんです。それはBL系をショップコンセプトにした乙女カフェ「B:Lily-rose」(リリー・ローズ)。秋葉原にメイド喫茶があるならば、池袋には乙女カフェあり、というわけで、人気ショップとなっているんです。

 昨年12月25日にプレオープンし、今年1月20日から本格的にオープンするというこのお店。一歩店に入ると「ようこそ!」という挨拶とともに、ギャルソンと呼ばれる男装レイヤーのスタッフがお出迎えしてくれます。赤×黒×白を基調にしたおしゃれな内装の店内には、男前キャラや美少年キャラのスタッフなど、BL好きにはたまらない男装レイヤーがいっぱいで、人気のコスプレイヤーも在籍。BLラブ!な人にとってはたまらないシチュエーションなんです。

「店内はかなりアットホームな雰囲気だと思いますよ。スタッフとの会話も楽しめますし、お客さん同士で仲良くなることもあるんですよ。この地域のコミュニティー的存在になってくれるとうれしいですね」と、気さくなお店のスタッフ。女性一人でも入りやすい雰囲気というのも人気の理由と言えそうです。

 料金もかなりリーズナブルで、ドリンクやスイーツなどほとんどがワンコイン(500円)料金。また20日からはランチメニュー(700円)も登場するそう。平日以外は、女性もしくは女性同伴の男性のみ入店可能というのも特徴のひとつ。また、お客さんの層は想像以上に幅が広く「下は中学生から上は30代〜40代の方まで幅広い層のお客さんが来店されています」とのこと。

 お店を出るときには「またお会いしましょう!」という言葉とともに送り出してもらえます。メイド喫茶で言えば「いってらっしゃいませ」というお決まりの文句の乙女カフェバージョンですね。

 一通りお店の特徴を紹介してきたわけですが、果たしてこの乙女カフェ、秋葉原のメイド喫茶同様、新たなムーブメントとなっていくのでしょうか? 今後の動きに注目です!(太田健作/verb)

取材協力:B:Lily-rose(リリー・ローズ)
住所 豊島区東池袋1-31-15 トーカン池袋第2キャステール
電話 03-5957-7297  URL:http://lilyrose.bufsiz.jp/