映画『ガラスの城の約束』主演ブリー・ラーソン、ホームレスの両親に育てられた女性の自叙伝を映画化

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映画『ガラスの城の約束』が、2019年6月14日(金)より新宿 シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMA 他にて全国公開

ブリー・ラーソンと『ショート・ターム』のデスティン・クレットンが再タッグ

2016年に『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、その後も華々しい活躍を見せる女優ブリー・ラーソンと、当時まだ無名だった彼女のブレイクするきっかけとなった『ショート・ターム』のデスティン・ダニエル・クレットンが再びタッグを組んだ本作は、ホームレスの両親に育てられた女性の半生を綴った全米ベストセラー小説を映画化した作品。

原作の名は、ジャネット・ウォールズの自叙伝「The Glass Castle」。子供たちにとってカリスマ的存在だが、アルコールへ依存から手が付けられなくなくなる父親と、自分の理想を追い求めるあまり、結果的に育児を放棄してしまうアーティストの母親。単に“毒親”とはカテゴライズ出来ない、正邪併せ持つ両親に育てられたジャネットの壮絶な半生を赤裸々に告白した自叙伝だ。

あらすじ

「ニューヨーク・マガジン」で活躍する人気コラムニストのジャネットは、恋人との婚約も決まり、順風満帆な日々を送っていた。ある日、ジャネットは車道に飛び出してきたホームレスの男性に遭遇する。それは、なんと彼女の父・レックスだった――。レックスは、いつか家族のために「ガラスの城」を建てるという夢を持つエンジニア、妻のローズマリーはアーティスト。彼らは定職につかず理想や夢ばかりを追い求め、自由気ままに暮らしていた。

物理学や天文学などを教えてくれる父・レックスは、幼い頃のジャネットたち兄弟にとってカリスマ的な存在で、聡明なジャネットのことを彼は「チビヤギ」と呼び、愛情を注いでいた。しかし、仕事が上手くいかないレックスは次第に酒の量が増え、家で暴れるようになっていく。やがて、高校生になったジャネットは大学進学をきっかけに、ニューヨークへと旅立ち、両親との関係を断とうとするが…。

主演ブリー・ラーソン、ウディ・ハレルソン&ナオミ・ワッツが両親役に

主人公のジャネット役を務めるのは、アカデミー賞女優ブリー・ラーソン。両親への複雑な感情を心の内に秘めながらも、高級ブランドのスーツと隙のないメイクで武装し、幸せを掴み取ろうと邁進する主人公を好演。また、その両親レックス&ローズマリー役を、名優ウディ・ハレルソンとナオミ・ワッツが演じている。

原作本がハヤカワ文庫で発売

発売以来、全米で350万部を突破した原作本「The Glass Castle」が、映画の公開に先駆け、映画と同名タイトル「ガラスの城の約束」として5月2日(木) にハヤカワ文庫にて発売。

原作者であるジャネット・ウォールズ は、「時が過ぎるうちに、両親から得た純粋な愛情の素晴らしさは、どんな家族にも存在 し、全ての家族に物語があるということをより強く思うようになりました。私のことを楽 観的過ぎると非難する人もいるけれど、私たち兄弟は大変な時期を乗り切って、喜 びを探してきたのは事実です。本を執筆して得られた喜びのひとつは、私が伝えたか ったことを読者の方が受け取ってくれるだけでなく、時には語ったこと以上の想いを感 じてくれることです。」とコメントを寄せている。

作品情報

映画『ガラスの城の約束』
公開日:2019年6月14日(金)
監督:デスティン・ダニエル・クレットン(『ショート・ターム』)
脚本:デスティン・ダニエル・クレットン、アンドリュー・ラナム
原作:ジャネット・ウォールズ 「ガラスの城の約束」(ハヤカワ文庫)
出演:ブリー・ラーソン(『ルーム』、『キャプテン・マーベル』)、ウディ・ハレルソン、ナオミ・ワッツ
原題:The Glass Castle
©2019 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.


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