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4月20日の「サワコの朝」のゲストは、柔道・ロンドンオリンピック金メダリストの松本薫さん。現役時代は“野獣”の愛称で親しまれ、オリンピック2大会連続でメダルを獲得。引退後は、柔道の世界に残らずアイスクリーム屋さんに転身し世間を驚かせました。現在は、もうすぐ2歳になる女の子のママとして子育てに奮闘する日々を送る松本さん。意外にも柔道が嫌いだったという幼少期のお話や弱気を吹き飛ばす闘争心の磨き方を伺いました。

転機となったのは"虫"からの脱却!野獣・松本薫の誕生の軌跡

金沢で生まれ育った松本さんは、5人兄妹の4番目。上から順に柔道を始めていたため、自然な流れで柔道を始めることになったと言います。「嫌だったんで、ずっと抵抗してましたね。でも、お菓子を買ってあげるからと言われてやっちゃいました(笑)」と柔道を始めた可愛らしい幼少期を回顧すると、その後は「何度も何度もやめようと思った」と言いMONGOL800のヒットソング「小さな恋のうた」に後押ししてもらいながら奮起してきたと話しました。この曲は、その名の通り大事な人への恋心を歌ったもの。しかし、松本さんは、曲中に出てくる歌詞について「"大事な人"は、多分柔道着(笑)で、"握りしめた手"は、柔道着握ってるんです私。絶対違う解釈なんですけど"抱きかかえて"は、私の中では"抑込"」とオリジナルの解釈で勝つイメージをつけてきたと言い笑いを起こしました。

そんな恋人のようにそばにいた柔道ですが、元々は"野獣スタイル"ではなかったそうで「普段は、凄い優しいお母さんなので、どんな時でも"頑張ったね"と言ってくれるんです。でも、ある時"薫、虫みたいだったね"って言って去って行ったんですよ。多分試合の周りを這いずり回ってたってこと」と対戦相手から逃げる様子を虫に例えて指摘されたと言います。「ショックで...やっぱり褒められたいから攻撃的な野獣スタイルになった」と守りの柔道からの卒業が大きな転機になったお話をしてくれました。そこからは、両親を海外に連れて行きたい!そうだ、オリンピックに出よう!の一心で"ぶっ倒せスイッチ"全開で戦い続けてきたという松本さん。家族とともに大事な柔道に邁進した日々をお話してくれました。

どうにも敵わない相手には、思考回路を掴め!今明かされる松本薫の強さの秘密

「柔道の才能は、最後までなかった」そんな発言でサワコを驚かせた松本さん。「本当の天才には負けていました。同じ土俵で戦ってたら...」と言うと、独自に編み出した秘策の存在を語りました。天才を相手に試合をする際は「100%の相手を80%に下げて同じ土俵に立つようにしていた」と言う松本さん。「目線一個で(威嚇すると)ちょっと引くじゃないですか?相手の思考回路が一個後ろに下がった瞬間は「始め」と言われても前に来ない。だから、私が前に出る。思考回路を優位に掴む、それが私の戦い方」と"心"を武器にしていたことを告白。続けて「練習法は、みんな同じ。でも、技術は私たち凡人がどんなに稽古しても届かない」と言うと歴代のオリンピアンの話を聞き、毎日1000本打ち込みを続けるも成果を得られなかった経験を語りました。

とはいえ、自分の心中を悟られぬよう強靭な野獣を演じ、相手の心を操って勝つという凡人では浮かばないまさに天才的なこの秘策には、サワコも感心!それでも本人は「天才たちと戦うのは本当に凄く怖い。元々守りの柔道な位戦うことが怖かったので、やる気スイッチを沢山入れなきゃいけない」と常に恐怖心があったと言い「試合の1ヶ月前からスイッチを少しずつ入れ、女のスイッチは切っていた。彼には私の1mとか30cm以内に近づくなというルールがあった」と誰に甘えることなく、ひたすら柔道に励んだ現役時代を振り返りました。現在は、アイスクリーム屋さんで活躍する松本さん「柔道は、試合をしても戦うのは1日最大5〜6人。でも、今は毎日何百人を相手にするから大変」と新しく始まった"戦いの日々"を松本さんらしい表現で報告してくれました。

「サワコの朝」はインタビューの達人・阿川佐和子が土曜の朝に素敵なゲストを迎えて送るトーク番組です。MBS/TBS系で毎週土曜あさ7時30分から放送中。ゲストの心に残る音楽と秘蔵トークをお楽しみに!

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