エクスペディア・ジャパンは、10年以内に1泊2日以上の旅行をしたことがある20〜50代の男女を対象に「平成の中で生まれた旅ワードに関する意識調査」を実施しました。平成はインターネットの普及にともない、個々のニーズに合うお得な旅行ができるようになった時代と言えるかもしれません。

 

平成に生まれた旅ワードの中で、「平成を象徴するものはなにか」という質問をしました。

 

1位は格安航空会社(Low cost carrier)を表す「LCC」という結果となりました。LCCにより手軽な価格で旅行ができるようになり、台北や沖縄にも1万円台から行くことができます。次いで「オンライン旅行予約」「民泊」がランクイン。4位以降には「インスタ映えスポット」や「旅行比較サイト」「Wi-Fiレンタル」など、オンライン関連のワードが並びました。

 

旅行の仕方に関するワードを見てみると、「インスタ映えスポット」や「パワースポット」「聖地巡礼」など、購入中心の「モノ消費」から体験中心の「コト消費」へと、人々の関心が移行している様子が分かります。

出典画像:プレスリリースより

 

平成を象徴すると思う旅ワードランキングを男女別で比較すると、女性は「インスタ映えスポット」が3位、「パワースポット」が5位にランクインするという結果となりました。男性では4位に「旅行比較サイト」がランクイン。女性が旅行する先を注目しているのに対して、男性はいかに安く旅行するかという手段の方に注目している様子がうかがえます。

出典画像:プレスリリースより

 

出典画像:プレスリリースより

 

「使用経験が有るサービス」を聞いたところ、1位にランクインした「オンライン旅行予約」は、およそ6割の人から使用経験があるという回答を得ました。続いて「旅行比較サイト」が37%、平成を象徴する旅ワード1位に選ばれた「LCC」は意外にも使用経験は25%という結果となりました。

出典画像:プレスリリースより

 

 

「○○旅」部門では「おひとりさま旅」が1位に。旅行が一人でも気軽に行ける、身近なものとなったことがわかります。「旅行の目的」部門では、「パワースポット」が1位でした。そして「御朱印集め」「インスタ映えスポット」という旅ワードが続く結果となっています。

出典画像:プレスリリースより
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