日本の風土が育んだどこか懐かしい、ホッとできる和の香り

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 ペパーミントやレモングラスなど、ストレス軽減や癒し効果のため、日常生活にアロマを取り入れる人は増えました。

アロマオイルは西洋で発展した文化ですが、日本でも古くから香りを楽しむ文化があるのです。

■仏教伝来とともに始まった日本の香り文化


平安時代、貴族の間で、自分で調合した香りを薫(た)き比べ楽しむ「薫物(たきもの)合わせ」という遊びが流行したことから、日本古来の香り文化が生まれました。

その後、室町時代に香木の独特な香りを楽しむ「香道」が始まりました。

古来使われてきた和の香り
沈香(じんこう):沈香樹という香木に沈着する樹脂

白檀(びゃくだん):別名「サンダルウッド」。扇子などにも使用される甘みのある香り

丁字(ちょうじ):別名「クローブ」。独特な甘い香り

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■注目の新たな和の香りとは

もともと日本では、冬至にユズ湯に入ったり、スギやヒノキを風呂や寝室の建築材に用いたりと、身近な植物の香りを生活の様々な場面で活用してきました。

西洋の華やかなアロマオイルの香りが苦手な人でも、木の香りは心地よいという人もいます。

代表的な和精油
檜(ヒノキ):落ち着きのある優しい香り。リラックス効果があり抗菌力も強い

楠(クスノキ):衣類の防虫に使われる樟脳(しょうのう)としてもおなじみの、清涼感のある香り

杉:日本各地で古くから植林されている。枝葉部分を精油として活用

■和の香りの楽しみ方

和の香りの楽しみ方は、自分が好きなホッとできる香りを選びましょう。チップ状になった十数種類の香原料を詰めた「におい袋」は、タンスに入れて衣服に香りを移したり、寝室や居間に置いたりと幅広く活用できます。

和精油を自宅のお風呂に数滴たらせば、手軽にヒノキ風呂、ユズ湯の気分が味わえます。精油をハンカチや木片にしみこませ枕元やデスクに置けば、気軽にリラックスできます。

日本の風土が育んだどこか懐かしい、ホッとできる和の香りを楽しんでみてください。

【参考文献】
読売家庭版「和の香りを楽しむ」2018年12月号 p.2-8

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