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42年間にもわたり、海底に沈んでいた181台のトヨタが発見された。なぜこんなことが起きたのであろうか?

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1977年12月6日、アラビア半島とアフリカ大陸の間である紅海を運航していたサウジアラビアの貨物船"Blue Belt"がいた。181台のトヨタに加えトラックやトレイラーも載せていた大きな船であったが、堤防と衝突して沈んでいきたくさんの車と共に海底へと消えてしまったという。



そして、40年以上が経った今、ほとんど元の姿を認識できない状態になっている大量のトヨタが発掘されたのだ。海底には100mを越えるトヨタの残骸が広がっているそう。いくつかのエンジンブロックなどは認識できる程度に残っているのだが、水深があまりにも深いためベテランのダイバーでないと車があるところまでは辿りつけないとのこと。今となってはすっかり魚たちの住処となっている車を引き上げるのも難しい。





いくつかのレポートを集計してみると、昨年だけで5000台以上の車が海の底へと消えているというデータがある。それも、ポルシェやアウディなどの新車も多く含まれているといわれている。

今後も、このトヨタたちは深海魚たちの「家」として存在し続けるのであろう。