新5000円札に使われる津田梅子の肖像画は、津田塾大学が国立印刷局に提供した顔写真を反転させたものではないのか。「敬意が見られないどころか、明らかな侮辱」「自分がされたらイヤだと思わないのだろうか」「人間の顔って左右対称じゃないのも知らないの」など批判の声が、きのう16日(2019年4月)だけで1000件以上もネットに投稿された。

これに対し、菅義偉官房長官は「肖像は、選定された人物のさまざまな写真を参考に、国立印刷局の工芸官が彫刻して原画を作製する。既存の写真がそのまま肖像として印刷されることはない」と説明した。

お札の肖像画はなぜ左向きなの?

そもそも、なぜ紙幣の肖像画は左向きなのか。紙幣研究家の上村峻氏は「明治時代に初めて肖像入り紙幣が作られて以来の伝統」だという。1915年に発行された「乙拾円券」では肖像が右向きだったが、「わかりづらく不便」という声があり、右向きは作られなくなったそうだ。

それはさておき、ネットで話題になっている新紙幣デザインはあくまでも見本で、まだ本物の原画はできていない。司会の羽鳥慎一は「ネットでは騒ぎになっているけど、(本物じゃなくても)ダメなんですかね」といぶかる。

浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「お札の右側に人物を据えるデザインならば、外側向くのは不自然です。そもそも写真をそのまま使うわけではないですよね。夏目漱石の場合は、多少ふっくらさせてデザインしたようです」

玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「反転させて作ったとして、何が侮辱なのか分からない。僕なら写真を撮られて反転されて使われても気にしない」

羽鳥「まあ、玉川さんとはレベルが違いますけど。僕も玉川さん側の考えです」