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今年のゴールデンウィークは平成から令和へと移り変わる歴史的な時期。この時こそぜひ行ってほしい温泉がある、と達人がおすすめする宿を紹介したのは、4月9日放送の「教えてもらう前と後」。今こそ行くべきそのワケとは?

歴史を駆け抜けた温泉宿が箱根に

温泉の達人がおすすめする宿は、箱根湯本にある「萬翠楼福住」。令和に移る今こそ行くべき理由を、温泉紀行ライターの飯出敏夫さんはこう教えてくれた。「温泉宿としては国の重要文化財で唯一なんです。」つまり、宿に居ながらにして歴史の移り変わりを体感できるのだ。
この「萬翠楼福住」は、1625年創業。箱根湯本で最も古い温泉宿で、明治時代にタイムスリップしたかのような空間が広がる。和の技法と洋の技法を融合させたモダンな建築が文化的に貴重とされ、国の重要文化財に登録されている。

福沢諭吉や森鴎外など、明治の偉人たちも数多く訪れている。この宿に飾ってある「萬翠楼」の書は、明治維新の指導者・木戸孝允が書いたもの。あの桂小五郎である。さらに、初代内閣総理大臣・伊藤博文が書いた掛け軸も。

寝ころぶとわかる宿の魅力

そんな、名だたる偉人たちが愛した温泉宿「萬翠楼福住」の一番の見所は「寝転んで味わうべし!」と、飯出さんが教えてくれた。宿の見学コースにもなっている特別室の天井には、大正時代に活躍した24人の画家の絵が2枚ずつ、合計48枚飾られており、見事な空間美を作り出している。
気になる風呂は、内湯と露天風呂が2つずつ、すべて源泉かけ流し。効能は神経痛や筋肉痛、うちみなど。そして、美肌の湯としても名高い。そんな極上の湯の肌ざわりは「真綿に包まれるような湯」と評価されている。
GWの10連休は、明治の息吹を感じられる歴史ある宿でゆったりと湯につかりながら、いにしえに思いを馳せながら移りゆく時代を楽しむのもまた一興である。

「教えてもらう前と後」は毎週火曜日よる8時放送。政治・経済・健康・アート・歴史など毎回その分野のスペシャリストが登場し、「知のビフォーアフター」を体感できる。
4月16日(火)の放送では「今が旬!蕎麦の1番美味しい食べ方」を教えてくれる。

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