直近のゲームでゴラッソを連発している中井。日本でもネットを揺らせるか。(C)Getty Images

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 レアル・マドリーの下部組織でプレーする“ピピ”こと中井卓大が、日本に凱旋する。

 中井が所属するマドリーのカデーテA(U-16)は、4月19〜21日に神奈川県の平塚市と茅ケ崎市で開催される「U-16 キリンレモンCUP2019」に出場。湘南ベルマーレなどと対戦する。

 4月7日のラス・ロサス戦で右足を振り抜き、25メートル級のミドルを決めれば、14日に行なわれたコンプルテンテ・アルカラでは、左足の強烈なシュートで先制点をゲット。ゴラッソを連発し、日に日に評価を高めている中井は、5-0で勝利を収めたコンプルテンテ戦後、自身のインスタグラムに「日本に行く前に快勝できた」と綴り、母国での大会に意気込みを見せている。
 
 小学4年生でスペインへ渡り、世界一、二を争うメガクラブで研鑽を積む超逸材が、日本でどんなプレーを見せてくれるのか。この15歳に大きな注目が集まるのは間違いない。

 なお、8チームが出場するこの大会は、U-16以下(2003年生まれ以降)の選手が対象で、オーバーエイジとして2002年の選手を5人登録できる(同時出場は3人まで)。マドリーはAグループに入り、東京ヴェルディ、桐光学園、湘南ベルマーレと対戦。2位以上に入れば準決勝に進出する。

 出場チームは下記の通り。

レアル・マドリー(カデーテA)、東京ヴェルティ、桐光学園高校、湘南ベルマーレ、チョンブリーFC(タイ)、FC東京、ジェフユナイテッド市原・千葉、三菱養和サッカークラブ

構成●サッカーダイジェストWeb編集部