ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京) (C)J.LEAGUE

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長谷川健太監督は同じ徹を踏まない。3月30日『明治安田生命J1リーグ』第5節・浦和レッズ戦。FC東京は鬼門・埼玉スタジアムで75分に先制しながら、アディショナルタイムで浦和に同点を許したのだった。

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試合後、長谷川監督は「最後のクローザー的な選手がまだ見つかっていない。序盤戦で3バックにするのはどうかという面もあるし、去年の米本(拓司)のようなボランチでクローザータイプの選手をある程度作っていかないといけない。この展開はこれからもあり得る。今日勝点3が1になってしまったのは、私自身まだまだ甘さがあったから。この教訓を生かさないといけない」と自省した。

続く、4月6日『明治安田生命J1リーグ』第6節・清水エスパルス戦。後半早々、清水に先制されると、FC東京は60分にFWジャエルとMFナ・サンホを同時投入。75分にFWディエゴ・オリヴェイラのクロスにナ・サンホがテコンドー仕込みのキックをピンポイントで合わせ同点。86分にはジャエルとのワン・ツーで抜け出したオリヴェイラの技ありループで逆転した。最後の逃げ切りに長谷川監督はFW田川亨介を指名したのだった。その心は「今日はホームゲームなので、攻撃の選手を切りたいと思っていた。守りに入ってやられたことも何回か経験している。ホームでは悔いのないようにしたかった」とのこと。FC東京は浦和戦を肥やしに清水戦でまたひとつ自信をつけたのだった。

今週末対戦する鹿島アントラーズもまたシビれるゲームを繰り広げてきた。4月5日『明治安田生命J1リーグ』第6節・名古屋グランパス戦。後半早々GKのミスで先制点を献上する嫌な流れも、72分にMF永木亮太のクロスをFW土居聖真が押し込み同点。さらに81分、レオ・シルバの5人抜きスーパーゴールで逆転し、首位・名古屋の勢いを止めた。

さらに4月9日『ACL』第3節・慶南戦ではアウェイ、前半での守護神負傷交代、70分半ばまで2点差、89分にCB犬飼智也の退場という4重苦を跳ね返した。1-2で迎えたアディショナタイム、クロスの折り返しをFW金森健志が右ボレーで叩き込み同点にすると、その2分後に昨季6戦5発と『ACL』初制覇の原動力となったセルジーニョが決勝弾をマークし、劇的逆転勝利をものにした。試合後、大岩剛監督は「勝点3は彼らの成功体験として強く残る。それが次の試合につながる。チーム力を上げるひとつの要因になれば」と名古屋戦から5名入れ替えた若いメンバーへの期待を口にした。

6戦負けなしで2位をキープするFC東京と、公式戦8戦負けなしと勝負強さを発揮する鹿島。『明治安田J1』第7節・FC東京×鹿島は4月14日(日)・味の素スタジアムにてキックオフ。チケット発売中。