画像は日本郵便のホームページ スクリーンショット

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郵便物に住所とあわせて印字されていることがあるバーコードは、住所を示しているため取扱いに注意すべきとのTwitter投稿が注目を集めている。

料金明細やカタログ、ダイレクトメールなどの郵便物には、宛名下部に模様のような長短の線が印字されていることがある。これは「カスタマバーコード」というもので、4つの形状のバーを組み合わせて郵便番号と番地や部屋番号などの住所表示番号を表現。「カスタマバーコード」を差出人が印字すると、郵便料金の割引を受けることができる。

日本郵便のホームページでは、どのコードがどの文字を表しているかの体系を公開。専用の読み取り機器はもちろん、カメラでかざすと読み取ることができるスマートフォンアプリも存在している。そのため、SNSなどに郵便物の写真を投稿する際には、名前や住所だけではなく「カスタマバーコード」も隠すよう注意が必要だというTwitter投稿が拡散。「これは知らない人がほとんどでしょうね...」「勉強になりました!」といった声や「そもそも郵便物をSNSにあげる意味がわからない」とのコメントが寄せられ、大きな反響となっている。

また、郵便物には「カスタマバーコード」以外にも、局内の区分機で「局内バーコード」と「IDバーコード」というものが印字されている。これには透明の特殊なインクが使用されているため、「カスタマーバーコード」ほど簡単に読み取れないが、郵便物を気軽にSNSに投稿しないよう注意したい。