いよいよ10連休となるGWまで2週間。もうとっくに計画をたてて準備万端な人もいる一方、何の計画もなく迎えようとしている人も案外多いのではないでしょうか?とはいえ今からやる気になっても、人気の行楽地はほとんどが埋まっている可能性大!もう非日常的なレジャーを楽しむことは難しいのでしょうか?

日本での認知度はわずか8%!「ステイケーション」の魅力とは?

そこで今回ご紹介するのが、世界最大級の総合旅行サイト「エクスペディア」が行なった「ステイケーションに関する意識調査」。ステイケーションとは、遠出をするのではなく自宅近郊の宿泊施設に滞在(ステイ)すること。海外では広く認知されており、長期休みがなかなか取れない忙しいビジネスパーソンのバケーションとして人気を集めています。自宅近くなので移動に必要な交通費がかからず、経済的にもリーズナブル。自宅とは違う宿泊施設を利用するだけで、なんとなく普段とは違う非日常感が味わえることが人気の秘密です。その一方同調査によると、日本における「ステイケーション」の認知度は、わずか8%しかないそうです。

改めてステイケーションの意味を理解したうえで「ステイケーションしたことがある」という人は、少し増えて16%だそう。

気心の知れた人、または1人で行くのに最適!

このステイケーションはまさに、「GWの計画をしていないけれど、ちょっと非日常的なレジャー感を味わいたい」という人にピッタリなのではないでしょうか?自宅にいないので掃除や洗濯などの家事に追われることもなく、また遠出しないため移動費もかからず、リーズナブルです。さらに自宅周辺が観光地でなければ、今からでもホテルの予約をとれる可能性は高そうです。

さらに同調査では、「ステイケーションをしたい相手」についても調査。その結果1位は「配偶者」で42%。それに続くのは「1人」(28%)、「友人」(27%)となっています。気兼ねないパートナーもしくは友人、または1人でいくのがステイケーションでは多いようです。そして宿泊日数を調査したところ、一番人気なのは「2〜3泊」(46%)となっています。

ステイケーションのほとんどは多くても3泊まで。1泊という人も4割以上います。

僅差で続くのは「1泊」(44%)。ステイケーションはあくまでもサクッと手軽にするレジャーで、何泊もするものではないようです。だからこそ10連休をとれない忙しい人はもちろん、レジャー疲れをしてしまう人にも最適なのでしょう。

普段宿泊したことがない最寄り駅のビジネスホテルなど、改めて利用してみると意外な発見があるかもしれません。

とはいえいくら自宅近くでも、めったにない10連休。「ホテルを確保できるかな?」という不安はあるかもしれません。万が一満室なら諦めて自宅で日常を過ごし、次の週末などの違うタイミングでステイケーションにチャレンジする。そんなお手軽なことができるのもまた魅力かもしれませんね。

【調査概要】
調査主体:エクスペディア・ジャパン
サンプル数:計400名
調査対象:10年以内に旅行をしたことがある20代〜50代の男女
調査期間:2019年3月9日〜11日 
調査方法:インターネットリサーチ