きのう9日(2019年4月)に公開されたカルロス・ゴーン被告の7分37秒の動画には、「無実」と「愛」が6回、「陰謀」が3回出てきた。

キャスターの伊藤利尋アナ「愛する日産自動車のおカネを私的に使うことはないと言っていたように見えましたね」

行動分析学者の匠栄一氏は「手を組むことで感情を出さないようにしていました」という。それでも、「陰謀」に触れた部分は最も長く3分50秒で、敵意をむき出しにして「汚いたくらみを仕掛けた人がいた」と眉間にしわを寄せ、口をすぼめ、首を左右に振りながらしゃべった。匠氏は「自分は怒っているという感情を表していた」と分析した。

裁判までは手の内明かさず

ゴーンは陰謀を仕掛けた人物として実名をあげていたが、弁護団が「法律的なリスク」を考えてカットしたそうだ。

司会の小倉智昭「どんな人が出るか注目していたんだけどね」

ゲストの梅沢富美男(俳優)「名前を知りたかったですね」

日産自動車を取材してきたジャーナリストの井上久男さんは、「無実だという理由を説明していないので、インパクトがなかった」という。特捜部元検事の若狭弁護士は「裁判のために手の内を見せなかった」「理解を広げ、検察を批判して、世論を作り上げたかったのだろう」と読んだ。

デーブ・スペクター(テレビプロデューサー)「日産自動車も海外メディア向けに会見をやらないと、一方的すぎてゴーン容疑者に都合よく見えてしまいます」