1万5,000ドル(約160万円)の賄賂をコンサルタント会社に支払って娘の大学入試試験の点数を上乗せ、不正に入学させた疑いで起訴されているフェリシティ・ハフマン。現地時間4月8日(月)に初めての声明文を発表した。「私は有罪を認めます。自分の罪をすべて受け入れます。自分のしたことを大変後悔し、恥ずかしく思っています。自分の行動には責任を取り、その結果をすべて受け入れるつもりです」と全面的に罪を認めたフェリシティ。さらに「娘や家族、友達、仕事関係者、教育関係者を傷つけてしまったことを恥ずかしく思います。彼らに謝りたい。また大学に入るために毎日一生懸命勉強していた学生、多大な犠牲を払って子どもを応援していた親たちにも謝罪したい」とコメントしている。

大学に入ったフェリシティの娘が不正を知っていたのかどうかにも注目が集まっていたけれど、フェリシティ曰く「娘は私の行動を何も知りません。そして私のひどく間違った行動で私は娘を裏切ってしまいました。娘と公に対する罪を背負って残りの人生を生きていきます。娘を助けたいという私の望みは法を犯したり、不正を行ったりする言い訳にはなりません」。報道によると罪を認めたフェリシティは最大20年の懲役刑が減刑され、4ヶ月から10ヶ月の懲役刑が言い渡される可能性があるという。続報にも注目したい。