政府が2024年をめどに紙幣の肖像画を変える準備に入った。1万円札は1984年以来だが、5000円札と1000円札は2004年に変えたばかり。政府の狙いは「平成」から「令和」に元号が変わるのに合わせ、気運を高めることにあるようだ。

おさらいすると、1万円札は日本最古の銀行「第一国立銀行」や「東京証券取引所」、日本初の損害保険会社「東京海上保険」、一橋大学などを設立した実業家の渋沢栄一になる。「近代日本資本主義の父」と呼ばれる人物だ。

5000円札は津田塾大学の創始者・津田梅子に、1000円札はペスト菌を発見するなど医学の発展に貢献した北里柴三郎になる。ちなみに、2000年に作られた、2000円札の変更などの議論はないようだ。

さて、スタジオでは肖像の変更の「必要性」について議論になった。

「お札を手にする機会が減るキャッシュレス時代に...」

ジャーナリスト青木理氏は「国立印刷局のホームページを見たら、誰もが知っている人が選ばれる慣例があるようです。渋沢栄一や北里柴三郎ってどうなのかな...」と渋い顔。さらに「元号改元に合わせてっていうのが必要なのか、疑問に思わなくもない」と続けた。

弁護士の菅野朋子氏も「5000円札や1000円札はやっと慣れたというか、割と最近だった気がします」と、こちらもやはり、早すぎると感じているようだ。

さらに青木氏は、政府がキャッシュレスを推進しようとしていることも指摘。「アメリカでは半分、韓国では7、8割がキャッシュレスです。日本もこれからお札を手にする機会が少なくなるのは間違いない」と話した。

司会の羽鳥慎一「斎藤さんは現金?」

斎藤ちはるアナ「私は現金を使います。友人とご飯食べる時もみんなで現金で支払います」

こんな、どうでもいいやりとりが続いたが、渋沢栄一も北里柴三郎も中高校の歴史教科書には必ず登場する人物だ。よくコメンテーターが務まるものだ。