スマートフォンメーカーは現在、ディスプレイからインカメラをどうやって目立たなくさせるかという共通の課題を抱えています。そうした中で、Xiaomiが新たに申請した特許では、インカメラ(自撮りカメラ)がユニークな位置に配置されています。

下部にデュアルカメラ

インカメラを端末のどこに設置するか、という問題は多くのスマートフォンメーカーを悩ませてきました。ディスプレイのアクティブ領域をできるだけ確保すべく、センサーやインカメラを搭載する非アクティブ領域は「ノッチ」として最小化されたり、端末内に隠す「スライド式」が採用されたりしました。
 
今回Xiaomiが新たに申請した特許は、今後もスマートフォンデザインの潮流を占ううえで参考となりそうです。公開された画像では、デュアルレンズを採用したインカメラが端末下部の中央に配置されています。
 

 
また別の画像では、下部の右端と左端に独立してレンズが1つずつ搭載されているのが確認できます。
 

 
Xiaomi Mi MIX3ではスライド式を採用したものの、Mi MIX2Sまではインカメラが右下に設置されていたことを思えば、Xiaomiユーザーにとっては違和感のないデザインです。特殊な位置にあるために高性能センサーを採用できず、MIX2Sのインカメラは500万画素と低めでしたが(スライド式を採用したMIX3は2,400万画素/200万画素のデュアルカメラ)、将来的にはそうした弱点が克服できることを見越しているのかも知れません。
 

 
なお、Xiaomiは下部に搭載されたインカメラを使う際は、端末を上下逆さまに持つことを推奨しています。

iPhoneはどうなる?

ちなみに、iPhoneでは2019年もノッチデザインが継続すると考えられています。ノッチが小型化するとの期待は高く、「スピーカーの位置を上に動かすだけで、ノッチのサイズを33%小さくできる」との指摘も出ています。
 
ただし、Samsungのフラッグシップスマートフォン「Galaxy S10」はディスプレイにカメラ用の穴が空いているだけであり、Huaweiも同様のデザインを採用したモデルをリリースしていることを踏まえると、非アクティブ領域の存在そのものが時代遅れと受け止められる可能性もあります。
 
インカメラの配置を巡るスマートフォンメーカー各社の試行錯誤は、今後もしばらく続きそうです。
 
 
Source:LETSGODIGITAL via techradar
(kihachi)