先週6日の土曜日(2019年4月)、関東各地で大きく強い、つむじ風が次々に発生し、花見をしていた人たちが巻き込まれた。観測されたものだけでも、群馬・渋川、埼玉の狭山と朝霞、東京も杉並と八王子など5か所に上る。

朝霞では「朝霞の森」で発生し、花見客やボール遊びをしている子どもたちが逃げ惑う映像があった。最初に砂ぼこりが舞い上がり、それがくるくると渦を巻いてつむじ風になるや、たちまち10メートルくらい上空まで伸びて、敷いていたシートはもちろん、折り畳み式のテーブルまで吸い上げて吹き飛ばす。飛んできたシートが体に巻き付き、剥がそうとしても強風で剥がれない。子どもは頭を抱えて悲鳴を上げる。もう、阿鼻叫喚である。

つむじ風を侮ると一緒に飛ばされることもある

つむじ風が多発した原因を気象予報士の饒村曜氏が解説した。「上と下の温度差が大きくなり、強い上昇気流が発生します。それが広く平らな地面で、周辺に木や建物があると、空気(風)が乱されて渦を巻いて上昇するようになります」

気象予報士の石原良純(タレント)「春はまだ上空に冷たい空気が残っているので、温度差が大きくなりがちなんです」

竜巻は積乱雲に伴う大きな風の渦だが、晴れた日に発生する、雲を伴わない小規模な風の渦がつむじ風だ。しかし、ときにはガラスを割るぐらいのものが飛んでくることもある。

斉藤ちはるアナ「では、つむじ風が発生したら、どんな点に注意すればいいのでしょう。シートなどを無理に押さえない。一緒に飛ばされることがあります。また、近くで発生したら急いで離れてください」

石原「竜巻のように人が巻き上げられることはありませんが、とにかく逃げることです」

広くて平らな所で発生しやすいので、公園など人の集まる場所と重なることが多い。5月いっぱい要注意だという。

かずちゃん