バルセロナが今夏に11選手を放出か

写真拡大

 バルセロナが今夏、合計11選手を放出する可能性があるようだ。アメリカ『ESPN』が報じている。

 すでにバルセロナは新シーズンに向け、アヤックスからオランダ代表の21歳MFフレンキー・デ・ヨングを獲得。さらにアトレティコ・マドリーのFWアントワーヌ・グリエーズマンやフランクフルトのFWルカ・ヨビッチへの興味も伝えられる中、人員整理も進めている模様だ。

 記事によると、バルセロナは夏の移籍市場で2億8300万ドル(約316億円)から3億3600万ドル(約375億円)の資金調達を目論んでいるという。この多額の資金を集めるため、リバプール時代の輝きを見せられずにいるMFコウチーニョ、負傷やDFクレマン・ラングレの台頭で出場機会を減らすDFサムエル・ウムティティ、デ・ヨングの加入で来季の去就が不透明となっているMFイバン・ラキティッチ、高額な移籍金に見合うパフォーマンスを披露できていない新加入FWマウコムの4選手の売却が検討されているようだ。

 加えて、GKヤスパー・シレッセンとMFラフィーニャ、期限付き移籍中のMFデニス・スアレス(アーセナル)、MFアンドレ・ゴメス(エバートン)、DFドウグラス(シバススポル)、GKアドリアン・オルトラ(デポルティボ)、MFアルダ・トゥラン(バシャクシェヒル)も来季の構想外となっており、放出候補は合計11人に上る。

 バルセロナは昨夏、MFパウリーニョ(広州恒大)やDFアレイクス・ビダル(セビージャ)などの売却で1億3600万ドル(約152億円)を超える資金を調達した。今夏の目標はそれを大幅に上回る金額となるが、クラブ幹部は実現可能と考えているようだ。