画像は臨時の「ラブライブ!」シリーズ公式サイト スクリーンショット

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人気アニメ「ラブライブ!」シリーズ公式サイトの改ざんトラブルを受け「ラブライブ!」の運営は5日午後、コンテンツを移設したサンライズのサイト内を閲覧するよう告知した。一方、現在のドメイン所有者を名乗るTwitterアカウントは、「ほしいドメインとの交換が目的」だと発信している。

ラブライブ!」公式サイトでは、ページ内容を改ざんされるトラブルが5日未明から発生。原因究明するまでの間、プロジェクト立ち上げ当初に使用していたサンライズのサイト内の「http://www.sunrise-inc.co.jp/lovelive/」を閲覧するよう呼びかけている。改ざんトラブルに関する情報については、「ラブライブ!」シリーズ公式Twitterとサンライズ公式サイトで知らせるとしている。

今回のトラブルは、「lovelive-anime.jp」のドメイン所有者が個人名に変わっていることからドメイン移管をめぐるものとみられている。現在のドメイン所有者を名乗るTwitterアカウントは、「我にはほしいドメインがある」「ドメインをトレードできればいいと考える」と発信。目的のドメインは、「第3者が獲得している」「我がそのドメインを獲得するのは難しい」と説明している。

また、ターゲットが「ラブライブ!」であった理由については、「ラブライブはしたことがない」としつつも、「ラブライブは人気だからドメインに価値があるだろう 価値があるドメイン方がトレードしやすい」と説明。手法については、「移管オファーを承認したラブライブ会社に責任ある」「移管オファーは合法 我々は不正アクセス乗っ取りはしていない、移管オファーは合法である」と述べている。

現在、従来の「ラブライブ!」公式サイトには、「我々がラブライブを入手する際、手の込んだプログラミングを行なったり、こっそりとデータを傍受したりする必要はなかった 我々の方法は、移管オファーを行い元所有者が移管オファーを承認しただけだった 元所有者はこれだけであっさりと、ラブライブを、我々へと移管してしまった」と、声明とも取れるテキストが表示されている。