北海道・石狩湾新港の防波堤がトドの大群に占拠されてしまった。多いときは100頭以上が確認され、漁船の網にかかったカレイやニシンを食べつくし、網に穴をあけるなど大きな被害が出ている。1日70万〜80万円の被害で、漁業関係者は「害獣として駆除してもらいたい」と訴える

トドは成長すると3メートル、体重1トンになり、食事量は1日に約18キロ。繁殖時にはオス1頭にメス数十頭が群がるハーレムを形成する。1990年代に絶滅危惧種に指定され、現在は個体数も増え準絶滅危惧種に格下げされたが、駆除数は制限されている。

空砲で脅かしてもすぐ学習

毎年、冬になるとエサを求めてロシア近海から南下し、昨年(2018年)は稚内の小さな無人島に約2000頭が押し寄せた。稚内では銃による駆除が行われ、頭の良いトドは、今年は稚内を避けて石狩湾に来たのではないかという。

石狩湾では駆除ができない事情がある。船の往来が多く、銃の使用は危険で、空砲で脅かしてもすぐ慣れてしまうのだ。北海道開発局小樽開発建設部は「今秋までに防波堤の高さを上げて、トドが上がれないようにする」と計画している。

作家の吉永みち子が「悩ましい問題だ」というと、玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)が「トドがとどまる」と駄洒落。

長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「被害総額で12億円というのを聞くと、漁師の人は大変だろうと思いますが、僕はクマやサルの時と同じように、自然との共存を考えたいですね。トドにはトドの都合もあり、駆除してトドがいなくなった時に、人間にどんなしっぺ返しがやってくるかも考えなくては」

玉川「トドのカレーっていうのもあるんです。カレイを食べたトドのカレー」

オヤジギャグが止まらなくなった。