人気俳優が「大麻ブランド」立ち上げ、ネットで販売予定。なぜ捕まらないの?

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 ミュージシャンで俳優のピエール瀧が、コカイン使用による麻薬取締法違反容疑で逮捕され、日本社会に衝撃を与えたことは記憶に新しい。

 コカインやマリファナ(大麻)をきびしく取り締まっている日本において、違法薬物で逮捕される芸能人は後を絶たない。しかし、国が違えば、事情がまるで異なるらしい。このたび、ハリウッドで大活躍する人気俳優が「大麻ブランド」の立ち上げを高らかに宣言し、話題となっている。

「大麻ブランド」を立ち上げたのは、カナダ出身の人気コメディアン・俳優のセス・ローゲン。ハリウッドを中心に大活躍のセスだが、昨年大麻使用が合法化された母国で大麻ビジネスに取り組むようだ。

 セスは、マリファナを題材にした映画『スモーキング・ハイ』でタッグを組んだこともあるプロデューサーのエヴァン・ゴールドバーグと共に、ハウスプラント社の設立に向けてこの5年間奔走してきたという。

 セスは声明の中でこう話している。

「私は何年間も静かに準備を進めてきました。その努力が実を結んだことは夢の実現です。私達は、この会社に多大なる情熱を注いでいますし、全てを正しい方法で行えるよう励んでいます。私達は、敬意をもって大麻を扱うことが非常に重要だと考えます」

『スモーキング・ハイ』での演技が高く評価されたセスは、実生活でもマリファナを常習していることで知られている。

 そんなセスが始めた今回のビジネスでは、大麻栽培ライセンスを保有するキャノピー・グロース・コープ(CGC)がハウスプラント社の25%を保持し、会社運営や施設管理の指導にあたる。

 同社はカナダ限定で、スタヴィア種やインディカ種などの大麻を販売予定で、エヴァンは「私達の母国、カナダで設立できたことは大変な誇りです。5年間入念に準備を続けた後、私達の大麻に注ぐ情熱をこのような形でカナダの方々と分かち合えることを嬉しく思います」と続ける。

 同社の製品は、4月からブリティッシュ・コロンビア州の指定店とオンラインで販売予定だ。

 昨年、嗜好用としての大麻が合法化されたカナダ。大麻の栽培、流通、販売を国が管理し、規制することで、犯罪組織への資金源を断つことが目的で、未成年者の大麻使用を防ぐ効果も期待されているという。

 薬物依存につながりかねないという懸念から反対の声もあるようだが、カナダのジャスティン・トルドー首相が総選挙の公約の1つとしてあげていたことから、実行されたようだ。ちなみに、トルドー首相も過去に大麻を使用した経験があることを認めているという。日本では、まず考えられないことだが、まさに「所変われば…」である。

 カナダ以外にも、大麻を合法化する国や地域は多く、セス以外にも大麻ビジネスに乗り出すセレブは少なくないといわれている。今後も世界で大麻の合法化が進むことが予想されるが、たとえ国外であっても、日本人がこういった違法薬物に手を出すのは絶対NG!だ。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>