もし愛する恋人から「お金貸して!」と言われたら、あなたはどうしますか?愛しているからこそ、彼のすべてを受け入れるのか、それとも「それは話が別」なのか……。

お金に関するメディア「お金借りるトリセツ」を運営するアバコミュニケーションズ株式会社では、その名もズバリ「お金を貸してという彼氏とはうまくいかない理由」というテーマによるアンケート調査を行なっています。果たして本当に「お金を貸して」という彼氏とはうまくいかないか?その事情を探ってみましょう。

彼氏にお金を貸したくない人は、1円だって貸したくない!

そもそも彼氏から「お金を貸して」といわれ、貸す女性はどのくらいいるのでしょうか?同調査によると、「貸す」と答えた女性は50%。残り50%は「貸さない」と回答しており、まさに真っ二つの結果となっているのです。

とはいえ同じお金を貸すでも「100円」と「10万円」では、話が違ってくるのではないでしょうか?そこで「もし貸すとしたら何円まで良いと思えますか?」というアンケートを実施したところ、以下のような結果となりました。

彼氏に貸していいと思える金額

0円……32%

1円〜999円……2%

1000円〜4999円……17%

5000円〜9999円……9%

1万円〜19999円……19%

2万円〜9万9999円……16%

10万円〜19万9999円……5%

なんと一番多いのは「0円」!つまり彼氏にお金を貸すのが嫌な人は、「100円」でも「10万円」でも話が違ってこないのです。続いて多いのは「1万〜2万円以下」のあたり。ちょうど高級なディナー1食分くらいでしょうか?このくらいの金額だと、貸すよりむしろプレゼントしたほうがスッキリしそうです。

お金を貸したくない人は、大金だろうが1円だろうが嫌なのです。

お金を借りる彼氏に否定的でも、結婚してしまう女性は一定数いる!?

なぜ女性は彼氏にお金を貸すことに抵抗感があるのでしょうか?そこで女性を対象に「お金を借りる(借りようとする)彼氏」のイメージについて調査。結果は次のようになりました。

お金を借りる(借りようとする)彼氏のイメージ

だらしない……76%

お金を借りるくらい普通と思える……14%

友だちがいなそう……9%

真面目そう……1%

圧倒的に多いのが「だらしない」(76%)。実際の恋愛は、「本当の愛があれば、どんなことでも乗り越えられる」とはいきません。ましてや将来結婚を考えているのであれば、お金にだらしないのは致命的なマイナス要素となります。ほかネガティブなものでは「友だちがいなそう」という意見も。この結果を見るとやはり「お金を貸してという彼氏とはうまくいかない」といえそうです。

そうなると「お金を貸してほしい」という彼氏と結婚できる女性は、果たしてどのくらいいるのでしょうか?同調査によるアンケートの結果は次の通りでした。

別れる人が6割以上。しかし「結婚できる」と答えた人が34%いるのは、決して少なくありません。

「別れる」と答えた人は66%。逆に「結婚する」と答えた人は34%となっています。やはり別れる女性が多い結果ですが、これまでのお金を借りる彼氏に対するネガティブなアンケート結果を考えると、思ったよりも「結婚する」人が多いような気がします。「だらしない」「友だちがいなそう」と思っていても、何だかんだ結婚してしまう女性が2割ほどいるのです。

こういった女性は、いわゆる「ダメンズ好き」「ダメ男に弱い」タイプに分類されます。ダメと分かっていても惚れてしまい、結婚までしてしまう。これはもはや理屈ではありません。しかしそれに付け込まれて手痛い失敗をしないよう、くれぐれもご注意を……。

【調査概要】
調査主体:アバコミュニケーションズ株式会社
調査名:お金を貸して」という彼氏とはうまくいかない理由
調査目的:恋人同士のお金の貸し借りについて考える
調査方法:記述式のWebアンケート(株式会社コンテライズ)
有効回答数:125名(回答率100%)
調査期間:2019年2月25日〜3月20日