アメリカ連邦検察は1日、トランプ大統領のフロリダ州にある別荘「マール・ア・ラーゴ」に不法侵入したとして、中国の旅券を持っていた女性を起訴したと発表した。NHK、時事通信、朝日新聞など大手メディアが伝えた。報道によると、女はコンピューターウイルスの入ったUSBメモリのほか、携帯4台、PC1台を所有していたという。

逮捕されたのは、チャン・ユージン(Zhang Yujing)容疑者。

同別荘に3月30日、中国人の女が訪れ、警備にあたっていたシークレットサービスに虚偽の説明をして敷地内に侵入したとされている。トランプ氏はこの日、同別荘にいたが、女が侵入した日中の時間帯はゴルフに出かけていて、現場には不在だったという。

米メディアや裁判所に提出された文書などによると、担当者に2種類の中国人パスポートを提示し、別荘に併設された会員制ホテル施設のプールに泳ぎに来た、と説明したとされている。別荘側も会員の親類だと勘違いして女性を中に入れたという。

さらに、受付で「国連の米中友好イベント」に出席すると来訪目的を伝えたが、そうしたイベントの予定はなく身柄を拘束されたという情報もある。また、AFP通信によると、容疑者は水着を持っていなかったという。

また、米経済メディア「ウォール・ストリート・ジャーナル」日本版は、チャン容疑者が「台湾」のパスポートも所持していたとも報じている。

さらにAFP通信は、「米国内ではチャン容疑者が中国のパスポートを複数所持していたと報じられているが、法廷文書によるとチャン容疑者が持っていたのは台湾のパスポートだった」とも伝えている。3日14時現在、この情報は海外メディアのみが報じており、日本の各メディアは「台湾パスポート」所持という事実を伝えていない。

これらの報道を受けて、ネット上では「ファーウェイ事件の続きか?」「米中貿易戦争の火種では?」「アメリカのヤラセの可能性もあるな」など、さまざまな意見が飛び交っている。(随時更新)

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