亀田和毅【写真:Getty Images】

写真拡大

WBC世界Sバンタム級の王座統一戦が実現へ

 ボクシングのWBCスーパーバンタム級暫定王者・亀田和毅(協栄)と正規王者レイ・バルガス(メキシコ)の対戦が合意に達した。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が伝えている。

 元WBO世界バンタム級王者の亀田は、バルガスが負傷のため設けられた暫定王座のタイトルを、昨年11月12日に同級1位のアビゲイル・メディナ(スペイン)と争い、3-0の判定勝ちでタイトル獲得に成功。史上初の3兄弟2階級制覇を達成していた。

 同メディアは「レイ・バルガスとトモキ・カメダの対戦が合意」と見出しを打って伝えている。

「世界ボクシング評議会(WBC)がレイ・バルガスと亀田和毅の対戦が合意に至ったと発表した。入札が数日以内に行われるが、ゴールデンボーイプロモーション、TGBプロモーション、そしてプロモシオネスデルプエブロが合意に至ったため、WBCは入札はもう必要ではないと通知している」

 記事では入札の前に両陣営が合意に至ったと伝えている。

 亀田は36勝(20KO)2敗。ジェイミー・マクドネル(英国)に連敗した後は5連勝中。バルガスは33戦全勝(22KO)。今年2月に約10か月ぶりのタイトルマッチを行い、4度目の防衛に成功していた。(THE ANSWER編集部)