ヤンキース・田中将大とマリナーズ・菊池雄星(左から)【写真:Getty Images】

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米スポーツ局「CBSスポーツ」がMLB選手トップ100を独自選出

 大リーグは28日(日本時間29日)に北米各地で開幕した。このほど米スポーツ局「CBSスポーツ」は「今季最高の選手は誰になるかという予想」とMLBプレーヤートップ100を独自で選出。日本人選手ではマリナーズ・菊池雄星投手が84位、ヤンキースで開幕投手を務めた田中将大投手は92位にランクされている。

 84位の菊池はメジャーデビューとなった21日のアスレチックス戦で4回2/3を投げ、4安打2失点(自責1)。初勝利こそならなかったが、次戦へ期待を持たせる内容だった。西武時代は17年に16勝を挙げて最多勝に輝くなど通算73勝(46敗)をマーク。記事では「日本で良い8シーズンを送った」と評価した上で、「すぐにマリナーズのエースになるだろう。ア・リーグ新人王候補としても考えられる」と期待されている。

 92位に入った田中は昨季シーズン中盤で故障者リストに入ったが、5年連続2桁となる12勝をマーク。「2018年途中から苦戦したが、タナカは以前の調子を取り戻した。健康であれば、2019年にまた良いシーズンを送るだろう」とコメントされた。28日の本拠地・オリオールズ戦で日本人最多となる4度目の開幕投手を務め、5回2/3を投げて6安打2失点(自責1)。4度目の正直で初勝利を挙げた。

 また、元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手が56位。28日の敵地・ブルワーズ戦で初の開幕投手を務め、5回で3被弾を含む5安打5失点と打ち込まれて今季初黒星を喫した。1位はエンゼルスのマイク・トラウト外野手、2位はレッドソックスのムーキー・ベッツ外野手、3位はアストロズのアレックス・ブレグマンとなっている。

【CBSスポーツ選出のMLBトップ10】
1位 マイク・トラウト(エンゼルス)
2位 ムーキー・ベッツ(レッドソックス)
3位 アレックス・ブレグマン(アストロズ)
4位 フランシスコ・リンドーア(インディアンス)
5位 ホセ・ラミレス(インディアンス)
6位 マックス・シャーザー(ナショナルズ)
7位 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
8位 ジェイコブ・デグロム(メッツ)
9位 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
10位 クリス・セール(レッドソックス)(Full-Count編集部)