中国ワンスペースは3月27日、「OS-M1」ロケットの打ち上げを実施しました。残念ながらミッションは失敗に終わっています。


酒泉衛星発射センターから打ち上げられたOS-M1は、第1段を切り離した後にコントロールを失いました。なお、打ち上げ失敗の原因は明かされていません。


4段式ロケットのOS-M1は全長19メートルで、地球低軌道(LEO)に205kgのペイロードの投入が可能です。今回も、技術実証衛星「Lingque-1B」が搭載されていました。


民間初の衛星の軌道投入を目指していたワンスペースですが、中国ではその他にもランドスペース、マイスペースなどがロケットの開発を進めています。


Image Credit: LaunchStuff
■Chinese private firm OneSpace fails with first orbital launch attempt
https://spacenews.com/chinese-private-firm-onespace-fails-with-first-orbital-launch-attempt/
文/塚本直樹