フランクフルトの長谷部 photo/Getty Images

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35歳の今が最も良い時期と言っていいかもしれない。フランクフルトでプレイするMF長谷部誠の評価は上がり続けている。

現在チームを指揮するアディ・ヒュッターも長谷部をリベロに配置する3バックを継続しており、今や長谷部のリベロはブンデスリーガで当たり前の光景となった。MFを本職としてきた長谷部らしい最後尾からの繋ぎ、チームメイトを操るリーダーシップ、ゲームの流れを読む力など、長谷部はチームに欠かせぬ存在となっている。

では、サポーターは長谷部のことをどれだけ重要視しているのだろうか。独『Sport』は、「フランクフルトの中で誰が1番重要だと思うか?」とアンケートを取っている。

その結果、5位は7%の票を集めたGKケビン・トラップ、4位は11%でFWアンテ・レビッチ、3位は19%でFWルカ・ヨビッチ、そして2位が24%の票を集めた長谷部となっている。ゴールを死守するトラップ、対戦相手を恐怖させるアタッカーのレビッチとヨビッチを抑え、長谷部が2位に選ばれているのは見事というしかない。

1位は大型FWセバスティアン・ハラーで31%の票を集めており、3トップの中でも最重要人物と見られているようだ。得点を奪うだけでなくボールを収めることもできるため、ハラーがいてこそのヨビッチ、レビッチの爆発だ。

攻撃の要がハラーとするなら、守備の要は長谷部で間違いない。チームの柱として長谷部はサポーターからも認められている。