要所で攻撃の芽を摘むポジショニングと守備で、橋本は最終ラインまでボリビアの選手たちを寄せ付けなかった。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 日本代表は3月26日、ボリビア代表に1-0で勝利。76分に途中出場の中島翔哉が決めた1点が決勝点となり、森保ジャパンは3試合ぶりの白星を挙げている。

 この試合について、イタリアのスポーツメディア『Globoesporte』は「異なる11人でスタートしたプランB、香川真司と鎌田大地の前線は機能せず。途中出場の中島翔哉が決めたゴールで、フレンドリーマッチの勝敗は決まった」と評した。

 また同メディアは、出場した全選手の寸評・採点も掲載している。

 日本代表で最も高い評価を獲得したのは、決勝点を決めた中島翔哉(7.5/10)で、この試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも認定された。

 同じく7.5を獲得したのは、この試合が日本代表デビュー&初先発だった橋本拳人。次いで、堂安律、橋本と同じくデビュー戦&初先発の畠中槙之輔が6.5で続いている。

 日本の出場選手の採点と寸評は、以下の通り。

GK シュミット・ダニエル(採点6.0)
「この試合で、守備はほとんど必要がなかった。彼は時折、相手チームのクロスボールをキャッチして遮り、足元から軽やかなクロスを送った。主将の香川がピッチを去った後、小林祐希を経てキャプテンマークを巻いたが、試合後は『実際は(西)大伍くんに渡す予定だったものが、なぜか僕のところに来ただけです』とほほ笑んでいた」

DF 西 大伍(採点6.0)
「攻撃面ではわずかなサポートだったが、守備では妥協しなかった」

DF 三浦弦太(採点6.0)
「ボールをセーフエリアに蹴り出す際にミスを犯したが、大きな過ちにはならなかった。守備面では、2〜3度訪れたピンチをきっちりカバーしていた」

DF 畠中槙之輔(採点6.5)
「横浜F・マリノスの“新人”が、良いデビューを飾った。普段から慣れ親しんでいる位置でプレーし、ポジショニングも絶妙。ボールを前線へ送る意識も高く、58分に見せた乾(貴士)へのスルーパスは、日本の最高のチャンスのひとつにつながった」

DF 安西幸輝(採点6.0)
「鹿島アントラーズで好調を誇り、不動の左SB長友佑都の代理で登場。この試合においては、同じサイドの乾と良いコンビネーションを生むことができず、持ち味である縦への攻撃があまり見られなかったうえ、積極的な姿勢も感じられなかった。ただ、今回のチームの中では、チャンスを最大限に活用できたプレーヤーのひとりだろう」

MF 橋本拳人(採点7.5)
「FC東京のプレーヤーが、完璧に近いパフォーマンス! 常に相手チームの起点をマークし、ボリビアのカウンターを許さない適切なポジショニングで攻撃の芽を摘み取った。彼のおかげで、対戦チームは90分間にわたってアグレッシブな能力を失い、日本に恐怖を与えることはなかった」

MF 小林祐希(採点5.5)
「代表チームのオプションとなるはずだったBタイプの布陣で、守備的中盤に配置されたが、成果は小さかった。ゲームの中でも際立った点はなく、交代してしまった。21分にFKを蹴るチャンスを得たが、壁にはね返された」
MF 宇佐美貴史(採点5.5)
「ロシア・ワールドカップ以来の代表入りとなった。デュッセルドルフでの調子もあまり良くない彼は、エキサイティングなプレーを披露することはなかった。いくつかいいパスはみせたが、日本の攻撃に推進力を与えられなかった」

MF 乾 貴士(採点5.5)
「この試合の前半、もっともアクティブに動き、違いを生み出そうと、ドリブルやオフザボールの動きで工夫していた。日本が最もゴールに近づいた瞬間は、乾を通じて生まれたものばかりで、25分の決定機のほか、58分にも彼が関わったプレーから、鎌田の絶好機が生まれている。その一方で、ボリビアの守りが良かったとはいえ、いくつかの好機を逸したのも彼である」