加部氏が考案したコパ・アメリカでの日本代表の予想布陣。SBの人材難から3バックを想定した。

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 南米2か国との3月シリーズを終えて、コパ・アメリカに臨む陣容を識者はどう考えるのか? 代表チームとクラブ間の様々な状況も考慮しながら、同大会へ臨む森保ジャパンの布陣をリアルに予想してもらった。

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 基本的にアジアカップに出場した欧州組と、Jリーガーが招集不可だと想定すると、両サイドバックの候補が不在で4バック系の布陣選択は難しい。巷間伝わるように、アジアカップ不参加の欧州組と東京五輪世代で臨むとすれば、幸い昌子源がアジアカップ未招集だったこともあり3バックが濃厚。
 
 前線は鎌田大地を中央に配し、中島翔哉と香川真司がシャドー。おそらく今回ドイツで思うように活躍できていない宇佐美貴史を招集したのも、コパ・アメリカでの人材難を想定してのことだろう。浅野拓磨も1トップの候補だが、俊足を活かすために右サイドでの起用も考えられる。一方左サイドは、湘南にとっては痛手になるが、招集可能なら杉岡大暉。難しいようなら親日のトルコのクラブ(ガラタサライ)なら、長友佑都の参加について交渉の余地があるかもしれない。
 
 ボランチは柴崎岳の状況が変わらなければ、逆に快く送り出してくれそう。日本代表で活躍してくれた方が、所属クラブにとっては売却チャンスが広がる。ただし柴崎と小林祐希を同タイプなので、劣勢の試合が予想される大会だけに、本来センターバックの選手を1列前で起用することも考えられる。J2で柏が独走なら中村航輔の参加要請も要検討だ。
 
文●加部 究(スポーツライター)