途中出場で前線に躍動感をもたらした中島。森保ジャパンでは、これが3ゴール目となる。 写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 日本代表は3月26日、神戸でのボリビア代表戦で1-0の勝利。アジアカップ決勝のカタール戦、22日に行なわれたコロンビア戦と敗戦が続いていたが、ようやく白星を挙げた。

 森保一監督の「11人を総入れ替えする」との発言通り、香川真司らコロンビア戦の控えメンバーが先発出場。ボリビアの堅守をなかなか崩せずに前半をスコアレスドローで終えた日本は、後半も圧倒的なボール支配率で敵陣に攻め込むが、なかなか1点を奪うことができない。

 そんな状態を打破するため、森保監督は61分に中島翔哉と堂安律、69分には南野拓実、柴崎岳らを投入。前掛かりになっていたボリビアに対し、前線が勢いづいた日本は、76分に堂安、南野と繋ぎ、中島がフィニッシュ。これが決勝点となった。

 「背の高いDFをあざ笑うようなゴール」と中島のシュートを絶賛したのは、ポルトガル・メディア『Muis Futbal』だ。

「クイックで素晴らしいコンビネーションから生まれたゴールだ。元ポルティモネンセのアタッカーはDFの股を抜き、GKの脇を鋭く抜けるシュートで、左サイドからニアをぶち抜いた。素晴らしいゴール」

 同国メディア『Ojogo』も、「日本の勝利の主役となった。見ておいたほうがいい。これがショウヤだ」と称賛している。

 一方、6月にコパ・アメリカが行なわれるブラジルでも、南米スポーツ専門チャンネル「sportv」が、中島のあるプレーをピックアップして絶賛している。

「これを見て! ちょっとした“ショー”をご提供! あなたのタイムラインに、中島がリフティングで割り込みます! さあ、彼らはコパ・アメリカで成功すると思う?」

 このコメントとともに紹介されているのは、後半アディショナルタイムのプレーだ。右サイドを駆け上がった堂安は、逆サイドを駆け上がる中島にロングパスを供給。これを受けた中島は、受けたボールを左右の足でリフティングしながら、ペナルティーエリアに侵入し、ゴールライン際で、左足のクロスを送った。

 ボールはGKにキャッチされてしまうが、あまりにもスムーズに一連の動きをこなす中島に、南米メディアも驚いたようである。

 これに対し、「地球の裏側にいるチームに期待はできない」「惨敗がいいところだよ」と辛らつな反応を示すファンがいる一方で、なかには「ファンタジーのよう」「彼らはとても面白いね」と、日本を見直すようなコメントも寄せられていた。

 日本代表は、現地時間6月17日に第1戦をチリと、同20日にウルグアイと、同24日にエクアドルとグループリーグを戦う。中島や堂安、南野らはメンバー入りし、南米のファンの心をくすぐるプレーを見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部