海外メディアも中島のハイパフォーマンスを絶賛。「日本でもっとも高価なプレーヤー」と評する。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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[キリンチャレンジカップ]日本代表 1−0 ボリビア代表/3月26日/ノエスタ

 火曜日に神戸で行なわれたキリンチャレンジカップ、日本代表vsボリビア代表の親善試合は、前者がかろうじて1−0の勝利を飾った。

 90分間を通してボール支配で上回った森保ジャパンだったが、攻めども攻めどもゴールを割れず、23分に乾貴士が、58分には鎌田大地がビッグチャンスを迎えるも相手GKのファインセーブに阻まれてしまう。そんな流れを一変させたのが、森保一監督の積極采配だった。後半半ば以降、中島翔哉、堂安律、南野拓実、柴崎岳らを次から次へと投入し、チームアタックに躍動感を与えると、75分にようやく均衡が破れる。カウンターから堂安→南野と繋いで、最後はエリア内に侵攻した中島が右足で、敵DFの股間を抜く技ありショットを蹴り込む。これが決勝点となり、日本は3試合ぶりの白星を掴んだ。

 辛くも日本が凱歌を上げたノエスタでのテストマッチをレポートしたのが、アメリカの大手スポーツメディア『ESPN』だ。森保ジャパンの苦闘ぶりを以下のように報じている。

「モリヤス監督は金曜日のコロンビア戦からスターティングメンバーをがらりと変えたが、その新しい顔ぶれがさっぱりだった。圧倒的なボール支配でボリビアを攻め立てながら、アドバンテージを握るには至らない。その閉塞感を打破したのはほかでもない、指揮官自身の采配である。監督が本来好んで配置する攻撃のトリオ、ナカジマ、ドウアン、ミナミノをピッチに送り出すと、チームはあからさまに変わった。彼らはボリビア守備陣の堅牢をこじ開け、まさに脅威となったのだ。そして小さなフォワード──しかし彼は日本でもっとも高価なプレーヤーだ──のナカジマが、出場から15分後に勝利を呼び込むゴールを挙げたのである」

 
 かたや金曜日の韓国戦に続いて0−1で敗れ、ここ5戦勝ち星なしのボリビア代表については、「惨憺たる結果が続いている」とばっさり。2018年に戦った9試合は1勝4分け3敗の戦績で、その1勝は格下ミャンマーから挙げたもの。今年に入ってからもニカラグアに引き分け、日韓両国に連敗と元気がない。6月15日に行なわれるコパ・アメリカの初戦、ブラジル戦に向け、暗雲が垂れ込めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部