『もみの家』 ©「もみの家」製作委員会

写真拡大

映画『もみの家』が2020年春に富山で先行公開、東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。

【もっと画像を見る(3枚)】

同作の舞台は、心に問題を抱えた若者を受け入れ共同生活を送る「もみの家」。不登校になって半年となる16歳の本田彩花が、周囲に暮らす人々との出会いや豊かな自然、日々を過ごすなかで感じ取った大切な「なにか」に突き動かされて少しずつ自身の気持ちと向きあっていくというあらすじだ。

彩花役に『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で『第43回報知映画賞』新人賞などを受賞した南沙良、もみの家の経営者・佐藤泰利役に緒形直人、泰利の妻・恵役に田中美里がキャスティング。監督は『真白の恋』でデビューを果たした坂本欣弘が務め、脚本は北川亜矢子が手掛けた。撮影は現在も監督が生まれ育った富山で行なわれており、春夏秋冬それぞれの季節と人間模様を描いていくという。

南沙良は「撮影の初めの頃は、ずっと出口のないトンネルを歩いている気分でした。お芝居ができる嬉しさと同時に、彩花に対して少し近親憎悪に似た感情が生まれて、足並みを合わせていくのが大変でした。ですが一年を通し、自然に恵まれた環境の中、出会いと別れの眩しさや無数の刹那を強く感じ自分の中に取り込んでいくことで、自分も変化することがあると思えるようになりました」とコメント。

■南沙良のコメント
初めて脚本を読ませていただいたとき、その美しい風景がなんの苦労もなくイメージとして心の中に広がりました。私が演じる彩花はきっと何かを強制する空気を窮屈に感じていて、自分で自分にロープを巻いているんだな、と思いました。撮影の初めの頃は、ずっと出口のないトンネルを歩いている気分でした。お芝居ができる嬉しさと同時に、彩花に対して少し近親憎悪に似た感情が生まれて、足並みを合わせていくのが大変でした。ですが一年を通し、自然に恵まれた環境の中、出会いと別れの眩しさや無数の刹那を強く感じ自分の中に取り込んでいくことで、自分も変化することがあると思えるようになりました。作品を通したくさんの希望と優しさをお伝えできたらいいなと思っています。