U-22日本代表MF伊藤達哉(左)

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 AFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)に出場しているU-22日本代表は23日、翌24日に控える第2節東ティモール戦に向けてトレーニングを行った。前日マカオ戦の先発メンバーと後半あたまから出場したFW上田綺世(法政大)はホテルで別メニュー調整となり、残る12人の選手がスタジアム脇の練習場で約1時間汗を流した。

 気温が40度を超え、立っているだけでも汗が噴き出す環境だったが、練習を終えたMF伊藤達哉(ハンブルガーSV)は「相当暑いけど慣れてきたと思うので、『これ、動けるかな?』という不安は今のところはない」と語り、日を追うごとにミャンマーの気候に慣れてきている。

 前日のマカオ戦では試合開始から押し込む展開となったものの、中央を固めた相手の守備に苦しめられて前半はスコアを動かすことができず。しかし、後半6分に先制点を奪うとゴールラッシュを披露し、終わってみれば8-0の大勝を収めた。

 ベンチから見守っていた伊藤は「チームの力の差を見ても負けることはないと感じていた」ようだが、「それでもやっぱり、できるだけ早い時間帯に1点を取らないとああいう展開になってしまう。最初の10分とかで相手に合わせないでパッと点を取れれば、もっと楽に試合を進められると思うので、暑さの中でも最後の精度と集中力は切らさないようにしたい」と早い時間帯での先制点、そして得点を奪うための精度と集中力の重要性を改めて説いた。

 昨年9月にA代表に初招集され、東京五輪世代の代表活動も3度目(昨年5月のトゥーロン国際大会はケガのために辞退)を迎えた。日の丸を背負う機会が増えており、「日本代表のユニフォームやエンブレムを見ると、自分の中でモチベーションがすごく上がる。日本代表としてやる以上、責任やプライドを持ってやりたい」と自覚が芽生えている。翌日の東ティモール戦も酷暑の中での一戦になるだろうが、「それは言い訳にはならない」とキッパリ。日本代表としての誇りを胸に、勝利だけを目指してピッチに立つ。

(取材・文 折戸岳彦)