ランニングするGK東口順昭

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 ボールに触りながらも弾き切れなかったPKを悔やんだ。前日22日のコロンビア戦(●0-1)でゴールを守った日本代表GK東口順昭(G大阪)。一夜明けた23日の練習後、PKによる失点が決勝点となった一戦をあらためて振り返り、「あのPKがなかったら後ろはゼロで終われていたし、そこが一番悔しかった。結果が求められる中で、ああいうところで止めるか止めないかで大きな差がある」と悔やんだ。

 0-0で迎えた後半19分、DF冨安健洋のハンドでPKを与えると、FWラダメル・ファルカオがPKスポットに立った。助走でタイミングをずらしたファルカオのキックに対し、東口は必死に伸ばした腕に当てたものの勢いを止め切れず。「ギリギリまで待って雰囲気で飛ぼうと思っていたけど、一回キックフェイントが入って自分が止まってしまった分、弾きが甘くなった」と唇を噛んだ。

 今年1月のアジアカップでは腰痛の再発もあり、登録メンバー23人の中で唯一、出場機会がなかった。とはいえ、アジアカップで正GKを務めたGK権田修一が招集外となった今シリーズはGK争いも横一線。アジアカップで1試合に出場したGKシュミット・ダニエル、ロシアW杯以来の代表復帰を果たしたGK中村航輔をベンチに追いやり、チーム最年長の32歳がゴールを守った。

「自分の年齢で言えば、いつ弾かれてもおかしくない。自分の100%を出せるようにやっていかないと次はない」。東口にとって2019年初の代表戦は昨年10月16日のウルグアイ戦(○4-3)以来、国際Aマッチ8試合目。26日のボリビア戦(ノエスタ)は大幅なメンバー入れ替えが予想され、GKも変更となる可能性が高い。「PKは残念だったけど、次につながるプレーはできたかなと思う」。一戦一戦が生き残りを懸けた舞台だ。

(取材・文 西山紘平)