U-22日本代表DF町田浩樹

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[3.22 AFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)第1節 日本8-0マカオ]

 与えられた出場機会できっちりと結果を残した。U-22日本代表DF町田浩樹(鹿島)は本職の守備で完封に貢献するだけでなく、チームに勢いをもたらす先制点を叩き込んだ。

 年代別代表に名を連ね、16年のAFC U-19選手権の優勝メンバーとなったが、翌年のU-20W杯ではメンバー外になると、その後は負傷離脱する時期もあり、代表からは遠ざかることに。しかし、昨季終盤からクラブでの出場機会を増やすと今季は定位置を確保しつつあり、約2年ぶりに代表復帰を果たした。森保体制が発足後は初招集となったが、「思ったよりもメンバーは変わってなかったので入りやすかったし、皆と久しぶりで嬉しかった」とすんなりとチームに溶け込んだようだ。

 そして、迎えたAFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)第1節マカオ戦では先発に抜擢され、3バックの左に入る。押し込む時間帯が続き、町田も持ち味の左足のキックでリズムをもたらそうとするだけでなく、果敢に攻め上がって攻撃に厚みを加えた。だが、中央を固めるマカオに苦しめられて得点を奪えずにいると、「あれだけ引いてこられたらセットプレーしかないなと思っていた」とチャンスをうかがっていた。

 そして、後半6分にその時がやってくる。CKの好機を得ると、MF三好康児が蹴り出したボールに反応したのが町田。「高さで勝っていたので、走り込まないで中で準備して『せーの!』で競っても勝てると思った」と飛び上がってヘディングで合わせたシュートでネットを揺らす。2年ぶりの復帰、そして森保体制デビューでの初ゴールに「よっしゃあ!という感じもあったし、皆がすぐに寄ってきて祝福してくれてうれしかった。久しぶりの代表戦で1点取れて、数字を残せたのは本当に良かったし、自分としても大きい」と白い歯を見せた。

(取材・文 折戸岳彦)