MFハメス・ロドリゲスら選手に指示を出すカルロス・ケイロス監督

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 22日のキリンチャレンジカップで日本代表と対戦するコロンビア代表のカルロス・ケイロス監督が21日、試合会場の日産スタジアムで公式会見を行った。自身の初陣となる一戦を翌日に控え、96年から97年にかけて名古屋グランパスで指揮を執った敵将は「日本国内で日本代表と試合ができるのはとてもうれしい機会」と笑顔を見せた。

「日本にとってもそうだが、我々にとって大切な準備のための試合になる。日本はアジアカップで4回も優勝しているレベルの高いチーム。そのチームのホームで試合をするのはいい勉強、いい経験になると思っている」。今年6月にブラジルで行われるコパ・アメリカ(南米選手権)ではアルゼンチン、パラグアイ、カタールと同組のコロンビア。3か月後のビッグタイトルに向け、貴重なテストマッチとなる。

 今年1月のアジアカップまでイラン代表を率い、準決勝で日本に敗れて退任したケイロス監督にとってはアジアカップのリベンジマッチでもある。さらにコロンビア代表としても日本は昨年6月のロシアW杯グループリーグ初戦で敗れた因縁の相手。「コロンビア代表はW杯で対戦して、いい結果が出なかったし、自分もアジアカップで戦って、いい結果が出なかった。甘く見てはいけないことは分かっている」。2つの雪辱が懸かる一戦。指揮官は「我々は過去の失敗を取り戻すとか、そういう目的で来ているわけではない。それは別物として考えている」とリベンジの意識は否定したが、負けてもいい理由にはならない。

「自分が選手に言っているのはフレンドリーマッチというのはただの建前で、フレンドリーマッチは存在しないということ。代表のユニフォームを着ている以上、代表のイメージ、プライドも背負って戦っている」。そう力説すると、「フレンドリーマッチだからといって試合のことも甘く考えてはいけないと話している。日本の力は分かっているし、日本国内でやるからには真剣にやらないといけないと言っている」と引き締めた。

(取材・文 西山紘平)