金宜謙報道官(資料写真)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は20日、先月27〜28日に開かれた2回目の米朝首脳会談後、韓国政府が南北米の3カ国首脳会談の開催を米国に提案したが、拒否されたとの報道について、「会談の開催を提案したというのは事実無根」として、「その計画もない」とのコメントを出した。

 報道は外交消息筋の話として、韓国政府が北朝鮮を交渉のテーブルに着かせるため、南北米の3カ国会談の開催を米国に提案。康京和(カン・ギョンファ)外交部長官がポンペオ米国務長官に伝えたとした。

 また、青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)が11日にボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)と電話会談した際、北朝鮮の段階的な非核化を提案したとも報じた。これについて、金報道官は「具体的な内容は公開できない」とした。