時間が経っても、飲食後でも綺麗が続くコスメには美容家である筆者も常に注目しています。特に落ちにくいリップは、プチプラからデパコスまで充実していて、色や質感も自由に選べるようになりました。そんな中から筆者が手放せない、落ちにくいリップをご紹介します。

発色、ツヤ、色モチ...どれをとってもデパコス級

オペラ リップティント

ベストコスメ賞を受賞するなど、一般ユーザーだけでなく、美容のプロからも高評価を得ているティントオイルルージュ。

唇に吸い付くようなしっとりとしたテクスチャーで唇に密着し、みずみずしく透け感のある仕上がりになります。ティントというだけあって落ちにくさにも定評があります。

筆者が愛用しているのは、#05 コーラルピンク(写真左)と限定色#12 グリマーレッド(写真右)のふたつ。

#05 コーラルピンクは、ほどよい甘さを感じさせつつ、明るくオープンな印象に仕上がります。#12 グリマーレッドは、繊細なシルバーラメがちらつくピュアなレッドで、女性らしく、華やかな雰囲気に仕上がります。

#12 グリマーレッドは、昨年限定発売され、現在店頭では購入することができません。しかし、オンラインなら同時に限定販売された#11 コズミックピンクとともに、購入することが可能になりました! ぜひチェックしてみてください。

カラーは、定番6色・オンライン限定2色で、税抜価格1500円です。

パルファン・クリスチャン・ディオール ルージュ ディオール ウルトラ ルージュ

各美容雑誌でベストコスメ賞を受賞したリップ。目を見張るような鮮やかな発色が長時間続きます。さりげない輝きがあるのにマットな仕上がりになるというこれまでなかった質感で、サラッと唇に纏うことができます。

また、マットな質感にも関わらず、唇が乾燥したり、唇の縦じわが悪目立ちすることもありません。

筆者が愛用しているのは、#999 ウルトラ ディオール。王道のレッドで、凛として一筋縄ではいかないようなミステリアスな雰囲気を秘めた女性に仕上げてくれます。

カラーは15色(定番色)で、税抜価格4200円です。

セザンヌ カラーティントリップ

セミマットな仕上がりになるティントリップ。唇の上でスルスルと軽やかにのびていき、見たままの色に染め上げます。そして、美しい仕上がりが持続します。

唇の縦じわを目立たせることもなく、保湿力も高いという優秀さ。非常にコスパのいい商品でもあります。

筆者が愛用しているのは、#CT4 ブラウン系。チョコレートを思わせるこっくりとしたカラーで落ち着いた雰囲気に仕上がります。

カラーは4色(定番色)で、税抜価格600円です。

落ちにくさにおいては無敵!

レブロン カラーステイ オーバータイム リップカラー

リップカラー(写真右)の上にトップコート(写真左)を重ねて使うというユニークな商品。この2ステップで飲食しても擦っても落ちにくいコーティングが施されています。落ちにくさに関してはティントを超える最強のリップといえます。

その仕上がりにはエナメルのようなツヤがあり、発色も◎。密着力も保湿力も高めです。ただし、通常のクレンジングでは落ちないこともあるので、ポイントメイクアップ用のリムーバーで丁寧に落とすのがおすすめです。

筆者が愛用しているのは、#040 フォーエバー スカーレット。ネーミングとマッチする情熱的な赤でひと塗りで視線を釘付けにするような華やかな雰囲気に仕上がります。

カラーは8色(定番色)で、税抜価格1300円です。

ポーラ B.A カラーズ リップスティック

スキンケアしている感覚で纏うことできるリップ。というのも、ポーラ最高峰ブランドのB.Aのスキンケア成分を配合しているから、潤いや唇のコンディションを整える効果に優れています。

発色も非常によく、見たままの色を唇の上で叶えてくれます。セミマットな質感で洗練された雰囲気になるところにも惹かれ、この冬はヘビロテしました。

どのカラーも日本人の肌にしっくりと馴染むカラーですが、筆者愛用の#RW ローズウッドは特に美肌効果が高いと感じています。ローズ系なのですが、よく肌になじんでフェミニンで柔和な印象に仕上げてくれます。

今回は、落ちにくい選りすぐりのリップをご紹介しました。気になる商品があればこの機会にぜひお試しください。

遠藤幸子

エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル』