試合前に菊池雄星と談笑した巨人・坂本勇人(右)【写真:Getty Images】

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マリナーズ戦で「2番・遊撃」で先発出場 3回には同点打

 巨人の坂本勇人内野手が17日、「2019 MGM MLB開幕戦 プレシーズンゲーム」のマリナーズ戦(東京ドーム)で「2番・遊撃」でスタメン出場。5回の第3打席でソロ本塁打を放ち、マルチ安打をマークした。

 5回1死。サイド右腕・リークの甘く入った変化球を逃さなかった。左中間へ打ち込むソロアーチ。前日16日のヤクルトとのオープン戦では一発を放っており、2試合連続弾となった。

 3回1死二塁ではリークから中前へ同点打。坂本は「打ったのはシンカーかチェンジアップだと思います。変則的な投手だったのでセンター方向を意識しました。動くボールに対して上手く対応できました」と振り返った。3打数2安打2打点。憧れのイチロー、メジャーを相手に打棒を爆発させた。

 マリナーズのジェリー・ディポトGMは2005年から11年までダイヤモンドバックスのスカウト部長を務めていた。11年には坂本の才能に注目。「凄まじいポテンシャルがあった。彼はスペシャルな選手になれると評価していました。線は細かったけれど、身体能力は抜群でした。本当にいい選手でした。彼は日本に残り、素晴らしいキャリアを築いています。彼がどんなプレーをするのか。どんな成長を遂げたのか、本当に楽しみにしています」と期待していた。マリナーズの総帥を再び惚れ直す一撃となったに違いない。(Full-Count編集部)