ふわっふわなビジュアルがたまらない!東京で食べるべき絶品たまごサンド5選!
花見やピクニックとおでかけする機会の多くなる季節。そんな時のお供にピッタリなのが「たまごサンド」。
今回は都内の絶品「たまごサンド」を一挙に紹介しよう!
玉子サンド」(イートイン1,080円、テイクアウト1,180円)※テイクアウトは前日までに要予約
出来たてが一番!イートインで食べたいあの名物『天のや』
手土産として人気の『天のや』の「玉子サンド」。テイクアウトで食べた事がある人は多いのではないだろうか?
バター不使用の特注パンにからしマヨネーズを均一の厚さに塗る
昭和7年創業当時から提供を続ける「玉子サンド」。優しい味わいの出汁巻き玉子に、からしマヨネーズ、そして柔らかな食パン。
わずか3つの要素のみで構成されているにも関わらず、口のなかでこれらが一体となった時の美味しさは半端ではない。
絶妙なバランスで、それぞれの要素が引き立て合いながら美味しさを作り出しているのだ。
焼き上がった出汁巻き玉子をパンにのせる
まず卵は、コクがあり、色鮮やかな玉子を厳選して使用。溶いた卵と、昆布と鰹出汁を合わせた関西風の出汁をよく混ぜ合わせる。
混ぜ終わったら、焼きの工程へ。この焼きの工程が最大のポイントだ。
からしマヨネーズがいいアクセントに
特に重要なのは、火加減である。強すぎず、弱すぎず、玉子の状態を見ながら絶妙なタイミングで火から上げるのだ。これは長年、玉子サンドを作り続けている『天のや』だから成せる技。
そうして出来上がった出汁巻き玉子は、しっとりと柔らか。テイクアウトしてもこの柔らかさが健在なだけに、出来たてで味わうと温かさとパンのふんわりとした食感も加わり一層美味しく感じられる!
ぜひ一度は店内で出来たてを味わってみて欲しい。
京都の名作卵サンドといえばここ!
大丸東京店8階に位置
京都で人気の老舗喫茶の味を東京で味わえる!『イノダコーヒ』
1940年(昭和15)創業の老舗喫茶店『イノダコーヒ』。京都市内に8店舗を構え、観光や出張で京都を訪れた時には、必ずここに立ち寄るという人も多いのではないだろうか?
そんな名店の味わいをそのまま楽しめるのが『イノダコーヒ 東京大丸支店』なのだ。
長い伝統によって培われた製造方法と職人のこだわりにより作り出されるオリジナルブレンドコーヒーの味わいはもちろん、ほっと寛げるレトロな趣のある店内に至るまで、そのこだわりを東京にいながら感じることができるのだ。
「タマゴサンド」(800円)
サンドイッチの中でも人気なのが「タマゴサンド」だ。ゆで卵をクラッシュし、自家製マヨネーズとあえた王道のビジュアルで「たまごサンド」が登場。
ゆで卵の食感をほどよく残したクラッシュ具合も絶妙で、キュウリを挟んだタイプと、挟んでいないタイプの2種を交互に味わうと、食感の楽しさが増していく。
見た目はボリュームたっぷりに見えるが、軽やかな自家製マヨネーズの味わいも手伝って、あっという間に完食できる。
昭和レトロな趣のある店内
大丸東京店の8階に位置し、眺望も豊かな『イノダコーヒ 大丸東京店』。
一人で珈琲ブレイクを楽しむもよし、モーニングやランチで名物料理を堪能するもよし。京都の名店の味わいをゆったりと堪能してみてはいかがだろう?
「玉子と野菜 サンドゥイッチ」(620円)
先代のレシピを守り抜く絶品サンドゥイッチ『はまの屋パーラー』
『はまの屋パーラー』と聞けば「サンドゥイッチ」が名物。再オープンした後も、前オーナーからサンドゥイッチのレシピを受け継ぎ当時の味を忠実に再現している。
サンドゥイッチに使われている食パンは、先代と同様の店から仕入れている。この食パンが、しっとりと柔らかく何度でも口に運びたくなる優しい口当たりを生み出しているのだ。
好みの2種を組み合わせて注文できるのも嬉しい
なかでも人気は「玉子・サンドゥイッチ」。築地の玉子専門問屋から仕入れる玉子を使用。この玉子を1人前(8切)に4個使用し、卵、塩、味の素、牛乳で味付け。
注文が入ったところで1人前ずつ丁寧に焼き上げていく。この焼きの工程にも美味しさの秘密が隠されている。空気をたくさん含ませながら、ふわふわになるように、絶妙な焼き加減で作り上げられるのだ。
こうして完成した「玉子・サンドゥイッチ」は、食パンの優しい口当たり、焼きたて玉子のふんわり感、そして玉子の熱でしんなりとしたレタスのほどよい食感、これら全てが一体となり最高のサンドゥイッチを構成している。
新有楽町ビル地下1階に位置
開業当時から、訪れる人の心を癒し続けてきた『はまの屋パーラー』。
これからも変わらぬ謙虚な佇まいで、大人がホッと肩の力を抜ける憩いの場を提供し続けてくれるだろう。
銀座の老舗サンドイッチといえばこちら!
お持ち帰りやクラブの出張でも人気の品だが、店舗でいただく出来立ては格別!
35年変わらぬ味を守り抜く!銀座のバックヤードを支える名店『みやざわ』
銀座で遊んでいる大人ならば、一度は必ず出会うであろう『みやざわ』のサンドイッチ。先代から現在のオーナー清水氏が35年前に経営を引き続く形で、コーヒー&スナックとしてオープンした。
なるべくお酒ではなく、食事を提供するお店にしたかったという清水氏の想いから、サンドイッチやオムライス、ハンバーグなど手軽に食べられる料理を充実させて開業したという。
そのためメニュー内容から値段まで、ほぼ創業当時のままである。ランチの時間帯はランチメニュー3〜4種類のみ。サンドイッチなどは16時以降に注文できる。
「たまごサンド」(850円)
食事メニューの出前も行う『みやざわ』は、銀座クラブでも御用達。 人気の「たまごサンド」は、多い日には1日100食出る。
タマゴの量に換算すると200個にも及ぶと言うから驚きだ。35年間変わらぬスタッフとともに、守り抜く優しい味わいは一度食べたら忘れられない。
その優しい味わいは、タマゴの混ぜ方にあるという。独特の粘りが出るように、黄味を潰しながら混ぜていき、白身はざっくりとスライサーでカット。
味付けはシンプルに、塩、コショウ、マヨネーズのみ。創業以来使用しているという板橋の『鈴木ベーカリー』から仕入れる無添加パンのふんわりとした食感が、タマゴの美味しさを引き立ててくれる。
「ハンバーグ目玉焼き付」(1,100円)、「ライス」(200円)、「味噌汁」(150円)。※ソースはデミソースと和風ソースの2種から選べる。柔らかいのに肉感もたっぷりのハンバーグ、「銀座米」を釜で炊きあげるライスにワンバウンドさせながら頬張っていきたい
オーナーの清水氏は「銀座のバックヤードとして、銀座の夜食を支えて行けたらという想いで35年間やってきました」と笑顔で語る。
銀座の夜とは、華やかなイメージがある反面、重要な仕事の接待や会食など勝負の場という側面もある。
そんな勝負に挑む前『みやざわ』の美味しい料理で胃を満たし、グッと気合いを入れてから向かう…というサラリーマンもいるのだろう。
そんな働く人を胃袋から元気にし、アットホームな雰囲気で癒してくれる『みやざわ』は、出前や手土産ではなく店の雰囲気も含めて楽しむべき場なのだ。
清潔感は寿司屋の基本という父の教えを守り、オープンから10年以上経つ今でも、店内は隅から隅までまるで新店のような美しさを保っている
恵比寿の名店が手がける出汁巻きサンドに技あり『新割烹 恵比寿 かのふ』
恵比寿きってのグルメエリアである恵比寿南1丁目に位置する『新割烹 恵比寿 かのふ』。アラカルトも充実する同店だが、おすすめは「かのふコース」(1人前8,000円)。
供される料理ひとつひとつ全てが、じんわり心に響くような美味しさを放つ。前菜として供される「季節の八寸」は、同店の実力を余すところなく堪能できる一皿といってもいいだろう。
「季節の八寸」※内容は時期により異なる
「季節の八寸」の中でも注目したいのが「出汁巻きサンド」。
卵4個に対して150ccの出汁を入れて、焼き上げる出汁巻き玉子はひと口食べれば、出汁の風味が口いっぱいに広がる。
そして、パンの間には和辛子をベースにマスタードを混ぜ合わせたソースが潜み、味わいにアクセントをプラス。
これを食べたいと同店を訪れるファンも多いという一品である。「出汁巻きサンド」が食べたい場合は、予約時に相談しよう。
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