切断した指を探しに家に戻った女性(画像は『TVBS新聞網 2019年3月12日付「手指遭搶食家犬咬斷 婦奔路口攔警車求救」(圖/TVBS)』のスクリーンショット)

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台湾・高雄市で9日、65歳の女性が飼い犬に小指を噛み切られる事故が起きた。女性は犬に餌を与えていたところ、指ごと噛まれてしまったという。幸いにも通りがかった警察官に助けられ、病院ですぐに処置を受けたため指は無事接合されたということだ。『自由時報』『TVBS新聞網』『台視新聞』などが報じた。

事故があったのは、9日の深夜3時頃。女性が飼っている雑種犬2匹に餌を与えていたところ、1匹が勢い良く餌に噛みつき、女性の指ごと噛み切った。驚いた女性は家を飛び出し、大通りへ出たところでパトロール中のパトカーを見つけ助けを求めた。

事情を聞いた警察官は、女性が切断された指を持っていないことに気付き、女性とともに急いで取りに戻ったそうだ。幸いなことに切断された指はすぐに見つかり、パトカーのサイレンを鳴らして病院へ向かったという。女性は右手小指の半分を噛み切られていたが、処置が早かったため無事に接合された。

運良くパトカーが通りがかり女性は大事に至らずに済んだが、警察は報道陣の取材に対し、このような場合は専門的な処置が必要なのでまず救急車を呼んだ方がいいと話している。

画像は『TVBS新聞網 2019年3月12日付「手指遭搶食家犬咬斷 婦奔路口攔警車求救」(圖/TVBS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)