きのう13日(2019年3月)の昼過ぎ、JR岡山駅前に警察官140人がズラリと並び、警備を始めた。卒業式を終えた市内の中学生による迷惑行動を防ぐためだ。中学生たちは派手な特攻服に着替え、駅前に集まって桃太郎像によじ登ったり、植栽を踏み倒すなどの大暴れが、ここ10年続いているのだ。

岡山県警少年課の寶満智彦課長は「特攻服を着て集まるのは非行を助長します。公共の場に集まるのはやめてほしい」と、特攻服や刺繍ランを着て集まったら、補導の対象にすると警告していた。

刺繍ランとは、丈の長い学生服(学ラン)に、「友と過ごした3年間、2度と帰らぬ青春時代、楽しい思いで胸に秘め、今日が最後の1ページ」など、親や友人へのメッセージを刺繍したこのための「晴れ着」だ。

学生服生産日本一の岡山県

桃太郎像の周囲にはパイロンが置かれ、警官が警備に当たったが、夕方6時過ぎても中学生の姿はない。さすがにやめたのかというと、そうではなかった。「駅から2.5キロはなれた岡山ドームに集まった。駅に行こうという話もあったが、俺たちで時代を変えるためにも岡山ドームに行った」と中学生は話した。

司会の加藤浩次は「やっぱりリーダーが場所を決めるんだろうね。5年ぐらいしたら、また桃太郎像に戻ってくるとか」と面白がっている。

下川奈美(日本テレビ報道局社会部デスク)「これまで暴れたり、エスカレートしてきたので、この日の措置になったとしても、服を着ただけで補導するというのは行き過ぎではないかという声もあります。

岡山県は学生服生産のシェアが8割で、日本一の県です。制服の刺繍や長さなど、いろんな企業が競い合ってきた土壌があるんです。ある程度、文化の側面もあるのだから、迷惑をかけないように会場を作ってそこでやるとかいう方法もあるのではないでしょうか」特攻服着て集まると非行に走るというの警察の言い分も、ずいぶん飛躍してないかなあ。