こんにちは。ただのヲタクこと、あくにゃんです。

ぼくは、K-POPやジャニーズ、ジャニーズJr.などの男性アイドルのことを1日中考えては、熱狂的にも批評的にも、こよなく愛する男性のヲタクです。

ぼくはLIVEの際に発売される『グッズを買っちゃうタイプ』のヲタクなのですが、グッズには全く興味の無いヲタクもいますよね。

そんな中、先日のジャニーズJr.を中心としたライブでは、連日グッズの完売が相次ぎ、始発電車よりも前に並ぶ人まで見受けられました。『なぜヲタクがここまでグッズに執着するのか』について本日は書いていきたいと思います。

人気を測る指標としてのグッズ

個人グッズを1つでも多く買いたい理由は、その売上で推しの人気が測られているからです。事務所はファンクラブの名義数と同じくらい、グッズの売上も重要な評価軸として見ています。売上は日別に計算され、毎日報告されます。シビアです。

推しのブロマイドを売り切れにさせたい!と考える方は多く、余っているブロマイドを千秋楽に全て買い占めるファンもいます。一部では『フォト一揆』という呼び方もされています。

分かりやすく推しに還元される唯一の方法

まず前提知識として、グッズ売上の何%かは『印税』という形で推しに振り込まれることが多いです。事務所によってこのパーセンテージは変わりますが、3〜5%が一般的です。1%のところや15%のところもあります。なんにせよ推しの個人グッズを買うことで、推しにお金を還元できるわけです。スタバカードや、図書券などの金券を直接送ることがダメなアイドルはかなり多く、そういった環境下では、還元率は悪いものの推しの個人グッズを買うことは、得策です。

だから更に還元率の悪くなるグループのグッズは買わずに、個人グッズのみ大量に買う方は結構います。『私は〇〇円分買ったから、これで推しは数学の参考書くらいは買えるだろう』と計算している方もいます。売上も上がるし、本人にもお金で還元できますし、最高ですよね。愛ですね。

古株アピールが出来るモノとしてのグッズ

某事務所のアイドル現場では、ライブを開催するたびにそのライブ限定のペンライトなどが販売されるので、会場に持って来ているペンライト等のグッズを見れば、いつからのファンかということがバレます。グッズでマウントを取るわけです。新規のファンの中には、昔のグッズを持っていないことを恥ずかしいと感じる人もいますし、持っている人が羨ましい/妬ましいと思うこともあるでしょう。精神面まで左右するのですから、たかがグッズ、されどグッズなのです。

ちなみに、ぼくがグッズを買う理由もここが大きいです。軸押しの新しいペンライトが販売された時も意固地になってわざわざ古いのを一定期間使っていました(笑)。結果、旧式は全然光らなくて、光量で負けるので(笑)泣く泣く変えました。

古参ファンであることに誇りを持つ人、多いんですよ。

テンバイヤーとの戦い

先日のジャニーズJr.の公演では、初めてメンバーの個人うちわが発売となりました。初めて!ということだけあって、初日に完売するメンバーが続出し、2日目には始発電車よりも前に並びだす人が現れました。

しかし、蓋を空けてみると、うちわの一部はフリマアプリに出品されていました。しかも値段が8,000円とかで!!!!今回のうちわは1人5枚まで買えたため、『好きではないけど人気だから買っておいて、アプリで売ろう』という輩が続出したのです。そんなもん誰が買ってやるか!と思っていたのですが…SOLD OUTの文字になっている出品物もありました。グッズの販売者からしたらたとえテンバイヤーが買おうが売れれば問題ないのでしょうが、ファンからしたら死活問題です。小遣い稼ぎは切実にやめてほしいです。

まとめ

ファンの多くはそこまでグッズに機能性を求めていません。普段使いしやすいように!という配慮をしてくれますが、人気や売上などの還元があるからこそファンはグッズを購入するということを忘れてはいけません。

これからは、グッズを買い漁るアイドルファンを見た時は、『ヤバイ人』と冷たい目で見るのではなく、『心優しい善人』として尊敬の眼差しで見ましょう(笑)!

それでは、推しと推しあわせに〜。

印税は半年分や、1年分等まとめて本人振り込まれるので、そこそこ積み上がった額になっています。ご安心を!