テレビ朝日の土曜深夜は謎だ。2012年4月期の「ナツメのオミミ」に始まり、「ナツメ・道楽」「夏目☆記念日」「夏目と右腕」「ヤーヌス」「はくがぁる」とタイトルだけは変わっても、MCはずっと夏目三久が勤めている。たいして視聴率がとれているようにも思えないし、だから、しょっちゅう番組の内容が変わるのだろうけど、それでも夏目だけは居続けている理由がさっぱりわからない。

で、その時間帯にこの2月からスタートしたのが「ポルポ」だ。「ポルポ」とはイタリア語で「タコ」のこと。番組の内容はというと、タコのキャラクター「ポルポ」がさまざまな疑問について街に取材し、その答えを調査して夏目に報告するスタイルのようだ。

たとえば、この日の疑問は「歩行者用の信号になぜ黄色がない?」や「ハンバーグはどうやって生まれたか?」「同じ交差点で『ピヨピヨ』『カッコウ』はなぜ?」「硬貨投入口の『縦』と『横』の違いは?」「ファミレスの氷にはなぜ穴がある?」などといったもの。

オープニングで、「この番組はタコのポルポが人間界で感じたギモンをタコの仲間たちのために調べるファンタジック情報バラエティです」などと言うのだが、どこからどうみても、NHKの国民的人気番組「チコちゃんに叱られる!」にそっくり。永遠の5歳「チコちゃん」が、タコの「ポルポ」に代わっただけではないか。深夜だからバレないとでも思ったか。チコちゃんに叱られるぞ!(放送2019年3月9日1時〜)

(白蘭)