東京オリンピックのマラソン代表選考レース「グランドチャンピオンシップ(MGC)」出場権をかけた名古屋ウィメンズマラソンが10日(2019年3月)に行われ、1月の大阪国際マラソンで転倒し途中棄権した福士加代子選手が日本人2位に入りMGC進出を決めた。福士はアクシデントから41日という短期間で驚異的な復活をとげた。

また転んでもいいようにでんぐり返しを練習

大阪国際では、福士は12キロで頭から転倒、35キロで棄権した。右前頭部と両膝、右ひじに全治1週間のけがを負った。そうでなくても体力の消耗が激しいマラソンで「41日後の再出場は普通の選択ではない」と、元マラソンランナーの有森裕子さんは言う。この間、福士は「転んでもいいように」とでんぐり返しの練習までして、今回のレースに強行出場した。記録は2時間24分9秒で、全体では8位だった。

「やりましたー。やっととったMGC。やっぱ、転ばなかったらいけるんでしょう」というのが福士のレース後第一声だ。「MGCでは主導権を握って走りたい」とも話した。

MGCは、男女とも9月15日に行われ、女子は14人が出場権を獲得している。東京オリンピックのマラソン日本代表3枠のうち2人が決まる。有森さんは「ここで実力を見せないと。選手がだらだらのレースをしたら怒った方がいい」と話す。

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