シティ、チルウェル獲得にDF史上最高額が必要?

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マンチェスター・シティがレスター・シティに所属するイングランド代表DFベン・チルウェル(22)を射止めるためには、莫大な資金が必要となるかもしれない。イギリス『テレグラフ』が報じた。

レスターの下部組織で育ち、2015年にトップチームデビューを飾って以来、その能力の高さを示し続けているチルウェル。今シーズンも公式戦27試合で3アシストを記録しているほか、昨年9月にはイングランド代表デビューも果たしており、最も将来が渇望される左サイドバックの1人だ。

当然、チルウェルに興味を示すクラブは複数あり、その中の1つが今回挙げられているシティだ。シティではDFバンジャマン・メンディ(24)が負傷離脱を繰り返しており、チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督も新戦力を探していると明言。そして、チルウェルをメインターゲットに据えているようだ。

しかし、チルウェルは昨年10月にレスターと2024年まで契約を延長。ブレンダン・ロジャーズ新監督も不可欠な存在と考えており、放出に乗り気ではない。意向を変えさせるためには、シティにはディフェンダー史上最高額の移籍金を更新する必要があるという。つまり、昨年初めのDFヴィルヒル・ファン・ダイク獲得時にリバプールがサウサンプトンへ支払った7500万ポンド(現在のレートで約110億円)以上の移籍金が求められるようだ。

レスターは昨年夏に所属するイングランド代表DFハリー・マグワイア(25)がマンチェスター・ユナイテッドに関心を抱かれた際にも、8000万ポンド(約117億円)を要求。同等のポテンシャルを示すチルウェルに関して、そのスタンスが甘くなることはなさそうだ。