鹿島新エース伊藤が3戦連続ゴール!【写真:荒川祐史】

写真拡大

1点ビハインドの前半21分、内田のロングフィードを絶妙トラップで捌いて同点ゴール

 鹿島アントラーズは1日、J1リーグ第2節で川崎フロンターレと対戦。

 前半9分にMF中村憲剛の直接FK弾で先制を許すも、新加入のFW伊藤翔が後方からのロングボールを絶妙なトラップで処理して流し込んで同点ゴールを奪い、1-1の引き分けに導いた。圧巻のテクニックに「トラップ上手すぎ」「伊藤神」と称賛が寄せられている。

 アジア王者の鹿島は、新キャプテンのDF内田篤人が先発出場。前半9分に川崎MF中村に先制FK弾を決められるも、すぐさま内田がチームを鼓舞する。前半21分、ハーフウェーライン付近からロングボールを供給すると、裏に抜け出した伊藤がペナルティーエリア内で後方からのボールをジャンプしながら絶妙なトラップでスペースに流し、川崎GKチョン・ソンリョンの脇下を抜いたシュートは左ポストに当たってゴールマウスに収まった。

 内田の約40メートルのロングフィードと、伊藤の絶妙トラップの合わせ技で生まれたゴールを受け、鹿島はクラブ公式ツイッターで「前半21分、伊藤翔!3戦連続ゴール!」と速報。コメント欄では「めっちゃトラップするやん」「伊藤翔すげえ!!!!」「トラップ上手すぎ」「伊藤神」と反響を呼んでいる。

 鹿島は開幕2試合で勝ち星を手にできなかったが、“和製アンリ”と呼ばれた伊藤がAFCチャンピオンズリーグのプレーオフを含めて3戦連続ゴールと新エースの働きを見せている。(Football ZONE web編集部)