レアルを粉砕したバルセロナ photo/Getty Images

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27日、レアル・マドリードはスペイン国王杯・準決勝2ndレグでバルセロナに0-3の完敗を喫した。前半からシュートチャンスが多かったのはレアルの方だが、ヴィニシウス ・ジュニオールやカリム・ベンゼマがそのチャンスをなかなか活かせなかった。

一方でバルセロナは限られたチャンスを確実に活かし、気付けば3点差がついていた。やはりクリスティアーノ・ロナウドの抜けたレアルはバルセロナに敵わないのだろうか。ライバル相手に3失点完敗はあまりに厳しい結果だ。

スペイン『MARCA』はさらに追い討ちをかけているが、「レアルは普通のメッシなのにアドバンテージを活かせなかった」と指摘している。このゲームでもメッシは時折美しいプレイを見せていたが、同メディアはベストな状態ではなかったと見ている。つまりは、普通モードのメッシだ。先日セビージャ相手にハットトリックを炸裂させた時に比べると、この日のメッシがややおとなしかったのは事実だ。しかし、それでもレアルとバルセロナの間には3点の差がついてしまった。

ただし、レアルにはもう1度チャンスがある。2日にはリーグ戦で本拠地サンティアゴ・ベルナベウにバルセロナを迎えることになっており、これほど早くリベンジの機会が巡ってくるのも珍しい。ホームでライバルのバルセロナに連敗は許されないが、意地を見せられるのか。メッシが2日も普通モードならば、レアルはそれを確実に活かさなければならない。